著者
林 豊 泉 愛 兵藤 健志 野原 ゆかり 芦北 卓也 堀 優子
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.18-25, 2018-07

本稿では,2017年12月に九州大学附属図書館の実施した図書館計算機システムのリプレイスについて,主にWebサービス(九大コレクション,世界の文献,マイページ)のリニューアルに焦点を当て,概要を記す.
著者
林 豊 小柳 貴俊 泉 愛 吉松 直美 井ノ上 俊哉 堀 優子 斎藤 未夏
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
no.2018, pp.21-27, 2019-07

九州大学附属図書館では,2018年10月より,インターネットで公開している所蔵貴重資料等のデジタル化画像の二次利用を大幅に自由化(オープン化)した.同時に,デジタル化されていない貴重資料等の二次利用手続きについても簡素化を果たした.本稿では,この取組みの概要,検討の過程,利用者からの反響,今後の展望について紹介する.
著者
林 豊 大村 武史 堀 優子
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
no.2018, pp.14-20, 2019-07

九州大学附属図書館では,図書館業務の改善を目的として,2019年3月よりヌーラボ社の販売するプロジェクト管理ツール「Backlog」(バックログ)の有料プランを導入し,正式運用を開始した.本稿では,導入の背景,試行運用の様子,運用方針の概要,今後の課題等についてまとめる.
著者
堀 優子
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.45-55, 2009

平成21(2009)年,九州大学統合移転第Ⅱステージにおける六本松地区移転に伴い,附属図書館のⅡ期移転を実施した.本稿では,第Ⅱステージの図書館移転における計画策定と実施,移転の実際,各種課題への対応について記録し,第Ⅲステージにおける移転,及び29年度に控える新中央(文系)図書館(仮称)建設に向けての参考とする.
著者
副島 雄児 田尾 周一郎 平井 康丸 金山 素平 木村 俊道 堀 優子 井川 友利子 大村 武史 宮嶋 舞美 工藤 絵理子
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.34-43, 2013-09

九州大学の全学教育科目「コアセミナー」は,各学部が必要とする初年次教育の実施を目的として設定され,学部ごとに特徴的な内容と方法を取り入れたセミナーが実施されている.今回,特色ある試験的な取り組みとして,九州大学附属図書館との連携によって,コアセミナーへのビブリオバトルの導入を行った.受講学生へのアンケート調査の結果から,「読む」,「伝える」,「聴く」などのスキルアップについての成果,「関心の広がり」,「コミュニケーション力の増加」,「人に対する興味・関心の深まり」などの内面的な側面に対する成果などを見てとることができるなど,初年次教育の教材としての有効性を確認することができた.今回の取り組みは,学部担当教員と附属図書館職員との教職連携による教育現場での実践例として,今後の教育改善や教育開発研究に参考となることが期待される.
著者
井上 創造 堀 優子
出版者
九州大学附属図書館研究開発室
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.22-29, 2006
被引用文献数
1

SNS(Social Networking Service)は、利用者間の社会的なつながりを重視したコミュニケーションシステムである。SNSは、図書館のような利用者を相手とするサービスにとって非常に有用である。ところが最近のSNSにおいては、迷惑なメッセージが徐々に増えていることが問題になりつつある。これは、利用者の登録時の認証を、既存利用者からの招待と、有効なメールアドレスを登録するというたった2点にのみ頼っている事が原因であると考えられる。本論文では、SNSを形式的にモデル化し、利用者間の情報アクセスのための基準を表す信頼という概念を導入する。さらにその記述を用いて、「所属による信頼」、「匿名での発言」という新たな信頼の概念を導入する。また特に前者について、所属を確実に認証するための方式を4章で述べ、その実装を示す。