著者
浅川 健太 平野 研人 塚田 哲也 林 慰彦 因 雄亮 大宮 康弘 濱井 龍明 村上 仁己
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.11, pp.123-126, 2009-02-28
参考文献数
7
被引用文献数
8

携帯電話に付随したカメラとGPS機能を利用し、それらを元に作成した情報をGoogleマップに貼り付けて連携させることで、位置情報を視覚的に捉え、災害時に役立てることが重要である。例えば大地震が発生した際、被災者は避難所の場所などを把握しづらいことがあり、それにより復興が遅れる可能性がある。本研究ではこれらを解決するため避難所や仮設トイレ、危険地域などの情報をいかに効果的に表現するかについて検討する。
著者
渡辺 はま 川口 潤 中井 雄介 塚田 哲也 彦野 賢 中村 肇
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.237-243, 2005-08-15 (Released:2010-03-15)
参考文献数
14
被引用文献数
6 4

本研究では, プラントにおける作業を模擬した二つの実験を通して, 行為意図の遂行における事前動作の効果を検討した. 各実験にはそれぞれ40名, 20名の学部学生が参加した. 両方の実験で, 被験者は指示 (例えば“112A 開”) を与えられ, それらを覚えるよう教示された. 干渉課題に続いて, 被験者はキーボードキーを押すことで指示を遂行することが求められた. 六つの指差呼称条件 (統制条件・動作付き指差呼称条件・動作付き指差条件・呼称条件・指差呼称条件・位置確認条件) を比較した結果, 動作付き指差呼称もしくは指差呼称を伴って指示書を確認した被験者において, 優れた遂行成績が示された. これらの結果は, 作業前に作業遂行時と同様の動作を行うことが, 通常の指差呼称と同程度に, 意図した行為の優れた遂行を導くことを示唆している.
著者
塚田 哲也 清水 将
出版者
岩手大学大学院教育学研究科
雑誌
岩手大学大学院教育学研究科研究年報 = Research Journal of the Iwate University Professional School for Teacher Education (ISSN:2432924X)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.139-147, 2021-03-31

首はね跳びは,平成29年告示の学習指導要領改訂に伴い高学年から中学年へと内容が下りてきたため,本研究は,小学校における体育授業で指導やその習得が難しいと言われる跳び箱授業の首はね跳びに着目し,第一空中局面を意識したはね動作習得のための単元開発に取り組んだ.その単元の成果と課題の検証をおこなった結果,教具を用いた学習と下位運動を組み合わせることで首はねとびの習得が有意に向上することが明らかになった.教具を用いることが,児童に疑似的にはね動作を体感させ,腰角の拡大に寄与することになり,その有効性が明らかになった.また,首はねとびの習熟度を高めるためには,はね動作のほかに第一空中局面に着目する必要があり,「ため」を作ることで,より雄大な首はねとびの習得につながることが示唆された.
著者
塚田 哲也 平野 研人 浅川 健太 因 雄亮 村上 仁己
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.11, pp.29-32, 2009-02-28
被引用文献数
3

近年位置情報は非常に有用であり、また重要なコンテンツとして使用されている。その位置情報の中でも携帯電話などでも使用されているGPSは身近なものとして色々なシーンで使用されている。しかしそのGPS情報は使用状況によっては大きな誤差が生じる。そのGPSに生じる誤差について詳細に解析を行った。