著者
大倉 典子
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第53回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.26, 2010 (Released:2011-02-03)

ここ数年の国内国外の「かわいい」という感性価値に対する急速な認知度の向上に鑑み、日本感性工学会に「かわいい人工物」研究部会を設立した。 ここでは、この部会の設立目的やこれまでの活動状況について紹介する。
著者
懸川 裕貴 大倉 典子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.34, pp.7-10, 2010-05-06

近年,ストレス社会に対して、癒しを与えるなどを目的としたインタラクティブシステムの研究が多く行われているが,人を活動的な気分にするシステムの研究はあまり行われていない.本研究では,人をわくわくさせることで活動的にするようなインタラクティブシステムを開発するにあたって,システム使用者の感じているわくわく感の程度を生体信号で評価できることと,恐怖を感じると交感神経が活性化し心拍周期に変化が起きることに着目し,心拍周期の変化によってリアルタイムでコンテンツ内容を変化させていくシステムを実現した.ワイヤレス心電計から得られる心拍周期の変化を検出し,その結果にあわせてコンテンツを制御するシステムを開発し,実験によりその有効性を評価した.
著者
大倉 典子 後藤 さやか 肥後 亜沙美 青砥 哲朗
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第52回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.126, 2009 (Released:2010-01-22)

「かわいい」という感じ方に差のある人工物の画像をバーチャル環境で被験者に提示して、それをかわいいと感じた場合とそうでない場合の被験者の生体信号を比較した。 その結果、かわいいと感じた場合とそうでない場合とで、心拍やMidα波に差のあることがわかった。