- 著者
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大島 正尚
野崎 博
- 出版者
- 日本繁殖生物学会
- 雑誌
- 家畜繁殖研究會誌 (ISSN:04530551)
- 巻号頁・発行日
- vol.5, no.4, pp.124-126, 1960-03-31 (Released:2008-05-15)
- 参考文献数
- 6
輸卵管の卵白分泌部を卵が通過するとき,卵白分泌部の単位組織量あたり,46%の窒素の減少が見られる。その差を卵白分泌部について計算すると,平均して鶏卵の卵白の窒素の88%となつた。鶏卵の卵白の蛋白質の大部分(約90%)は卵白分泌部にすでに分泌されていて,卵が下降する間に附着されるもので,通過時に分泌され附着されるものは小部分にすぎない。