著者
野崎 博路
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.68, no.675, pp.3178-3185, 2002-11-25 (Released:2008-02-26)
参考文献数
2
被引用文献数
1 4

At the first step, I studied the driver model in the drift cornering. At the second step, I studied the technique by which the performance of running in the vehicle at the drift cornering was improved. I have understood the driver is steered by feed back the body slip angle and the body slip angle velocity at the drift cornering. Moreover, I have understood importance in the vehicle movement performance improvement the cornering force characteristic where the maximum cornering force of the tire was exceeded.
著者
江崎 秀男 小野崎 博通
出版者
JAPAN SOCIETY OF NUTRITION AND FOOD SCIENCE
雑誌
栄養と食糧 (ISSN:18838863)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.161-167, 1980
被引用文献数
1 8

1) 青首宮重大根 (2.5kg) から, その辛味成分であるトランス-4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアナートをチオウレア誘導体として結晶100mgを単離, 同定した。<BR>2) チオウレア化合物の呈色試薬であるグロート試薬組成中の各種試薬の濃度を検討し, 原液を水で25倍希釈して改良グロート試薬とした。<BR>3) 比色定量のための標準物質として市販アリルイソチオシアナートより調製したアリルチオウレアおよび前記トランス-4-メチルチオ-3-ブテニルチオウレアを用いて改良グロート試薬による呈色の条件を検討し, 37℃で45分間インキュベートした後, 600nmにおける吸光度を測定した。これによってトランス-4-メチルチオ-3-ブテニルチオウレアの場合, 20μg/mlから200μg/ml範囲にわたって濃度と吸光度との間に直線関係が認められた。<BR>4) ここに新しく提案された大根辛味成分イソチオシアナートの定量法は次のとおりである。大根磨砕搾汁液5mlを30℃で30分間放置した後, これにエタノール: アンモニア水混液20mlを加え, 60分後, 50%酢酸1mlを加え, 濾過を行なう。濾液1mlに改良グロート試薬4mlを加え, 37℃で45分間インキュベートした後, 600nmにおける吸光度を測定し, あらかじめ作成した標準曲線よりトランス-4-メチルチオ-3-ブテニルチオウレア量を求め, これからトランス-4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアナート量に換算する。<BR>5) 前記定量法により大根の品種, 部位および生長時期と辛味成分量との関係をしらべた. 品種別においては, 同じ秋大根でも品種によって辛味成分量に差がみられた。部位別においては, 根部の先端に近くなるほど辛味成分量の増加が認められた. 生長時期との関係については, 大根中の辛味成分含量は生長とともに減少し, 収穫時期の大根100gより得られた磨砕搾汁液中には12mgのイソチオシアナート量が測定された。
著者
野崎 博路
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学理工学部研究報告 (ISSN:03864928)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.37-41, 2005-09-30

The drift turn experiment of the influence of the difference of the steering wheel gear ratio was done by using driving simulator, and the following conclusions were obtained. At the time of running which uses the tire grip area, it is easy to control the steering wheel gear ratio (15.0~18.0) in a usual vehicle. On the other hand, when the rear wheel tire fell into the drift area, it was assumed to be clear to be able to make the vehicle easy to control by controlling the steering wheel gear ratio (7.5~9.0) even when the vehicle became unstable.本文データの一部はCiNiiから複製したものである。
著者
大島 正尚 野崎 博
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
家畜繁殖研究會誌 (ISSN:04530551)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.124-126, 1960-03-31 (Released:2008-05-15)
参考文献数
6

輸卵管の卵白分泌部を卵が通過するとき,卵白分泌部の単位組織量あたり,46%の窒素の減少が見られる。その差を卵白分泌部について計算すると,平均して鶏卵の卵白の窒素の88%となつた。鶏卵の卵白の蛋白質の大部分(約90%)は卵白分泌部にすでに分泌されていて,卵が下降する間に附着されるもので,通過時に分泌され附着されるものは小部分にすぎない。
著者
小野崎 博通 南 公子 高桑 稔子
出版者
社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.18, no.7, pp.346-350, 1971
被引用文献数
1

タール色素が酸性溶液中で生イーストに吸着されることを応用して,キャンデー類中に含まれる食用人工着色料の分離定量法を検討した。<BR>(1) 着色料の酵母菌体への吸着に対して,共存する糖の影響ならびに生細胞と死滅細胞との色素吸着力を比較したところ,死滅酵母は糖の存在に関係なくよく色素を吸着するのに対し,生酵母の場合では糖の添加によって吸着力が著しく増大した。<BR>(2) 酵母菌体に吸着した色素は0.5Nアンモニアにより抽出され,高い回収率を得た。<BR>(3) 酵母菌体より抽出された混合色素溶液をシリカゲルGのプレートに液状フェノールを展開溶媒としてTLCを行ない,各分離帯の抽出液を比色測定し分離定量することができた。<BR>(4) 分析の応用例として市販のこんぺいとうおよびスティックキャンデー中のタール色素を分離定量した。
著者
野崎 博路 清水 將之 作野 誠
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.15-20, 2009 (Released:2010-08-10)
参考文献数
2

スピンあるいはドリフトコーナリング挙動等の限界時のコーナリングフィーリングが感じられるシミュレータを構築した。次にドリフトコーナリング時の操縦特性の検討を行った結果、ドライバは主としてヨーイングを、加えて横加速度をモーションフィードバックしたカウンタステアコントロールを行っていることを明らかとした。
著者
檀原 宏 三橋 俊彦 野崎 博
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
栄養と食糧 (ISSN:00215376)
巻号頁・発行日
vol.16, no.6, pp.503-505, 1964

牛体内の柔組織間におけるCs-137の汚染濃度の分布を調べる目的で, 正常に飼養されている18ヵ月齢の牡牛を屠殺し, 各臓器, および筋肉についてK, Cs-137の含量を測定した。同時に, 数種の臓器ではCa, Sr-90の測定をも行なった。その結果, Sr-90は第1胃, 腎および大腸部に若干検出されたのみであった。Cs-137は, すべての臓器にも見出され, 2-15CUの間におさまり, 高くはないが決して0とはいえなかった。各組織間のCUの分布には, 一定の傾向が見出せなかった。
著者
津郷 友吉 野崎 博 浅利 民弥 山県 登
出版者
日本放射線影響学会
雑誌
Journal of Radiation Research (ISSN:04493060)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.131-137, 1964-06

In succession of the previous report (1), the measurements of strontium-90 (Sr-90), cesium-137 (Cs-137) and iodine-131 (I-131) concentrations in milk were carried out in order to evaluate the range of the radioactive contamination of milk in Japan since 1961. Farm milks collected from various districts of Japan monthly from 1961 to 1963 were used for radioactivity assay. The results of observation show the Sr-90 concentration in milk is higher than that in the previous years (1957-1960) all over the country and there is regional variation in Sr-90 and Cs-137 concentrations.
著者
野崎博之
雑誌
救急医学
巻号頁・発行日
vol.19, pp.1789-1792, 1995
被引用文献数
1