著者
大石 郁 藤井 英俊
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
まてりあ (ISSN:13402625)
巻号頁・発行日
vol.53, no.12, pp.603-607, 2014 (Released:2014-12-01)
参考文献数
26
被引用文献数
6 9
著者
大石 郁美 岡本 祐子
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
雑誌
広島大学心理学研究 (ISSN:13471619)
巻号頁・発行日
no.10, pp.257-272, 2010

本研究では青年期における希望と挫折経験及びアイデンティティ, 目標との関連を検討することを目的とした。研究Iの質問紙調査の結果, 希望とアイデンティティは全ての側面, 目標とは確信度, 準備性, 満足度, 達成手段において関連がみられた。また, 過去の挫折経験の有無によって希望の高さに差がみられないことが示された。研究IIでは, 挫折経験と未来の捉え方に関して半構造化面接を行った。その結果, 挫折経験以前は「自己信頼感」を持ち, 未来に対しては『漠然とした見通し』『肯定的見通し』『具体的見通し』『短期的見通し』を持っている。しかし, 挫折経験以後は見通しを失い否定的感情に支配される『希望の喪失』を引き起こし, 「自己不信感」に陥ることが示された。また, その後「努力」をしていく中で他者の支えや課題達成によって自信が回復し, 希望も回復するという過程が見出された。最終的には, 「肯定的意味付け」あるいは「否定的意味付け」の段階に至ることが示され, このような挫折経験の意味付けに他者の支えが影響していることが示唆された。
著者
大石 郁 森本 貴幸 水本 将之 香川 明男
出版者
公益社団法人 日本鋳造工学会
雑誌
鋳造工学 (ISSN:13420429)
巻号頁・発行日
vol.76, no.7, pp.582-587, 2004

&nbsp;&nbsp;Al-4 mass%Cu alloy was melted in a quartz tube with a small nozzle at the bottom. By pressing the melt surface with argon gas pressure of 0.12 to 0.13 MPa, the alloy melt flowed out through the nozzle onto the copper substrate and was rapidly solidified. A rectangular tube specimen was formed by moving the sub. strate in the X-Y horizontal directions and downwards simultaneously. <br>&nbsp;&nbsp;With increasing the moving speed of the substrate, the thickness of one layer deposited reduced and the spacing between eutectics in the interdendritic regions increased, while the width of the castings remained almost constant. With increasing the number of layers, the cooling rate was decreased, and the weldability between the layers improved. Under optimum conditions, a coexisting solid-liquid region was formed between the layers, resulting in smooth side surface of the castings due to the surface tension of the liquid phase in the region.