著者
羽石 寛志 宇井 徹雄
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会論文誌 (ISSN:13422618)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.460-466, 2000-12-15

近年企業におけるネットワーク・コンピューティング環境の拡充は, 仕事のやり方や組織の在り方, そして人の意織の変化にも影響を与えつつある, 技術システム(情報技術)と社会システム(人・組織)とのバランスのとれた発展のために, 利用者の視点を考慮した研究が強く要請されている.本研究では, 『グループウェアの利用が人・組織に与える影響に関する調査研究』として, 企業のシステム部門・人事部門・従業員を対象にアンケート調査を行い, 分析および考察を行った.特に本報告は調査研究の第1報として, 情報技術利用形態による仕事の変化を数量化理論III類とクラスタ分析などを用い分析・考察した結果を報告する.そしてその結果に基づき, 情報技術(グループウェア/イントラネット)利用の変化のモデルを提唱する.
著者
宇井 徹雄
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.243-248, 2009-05-01
被引用文献数
1

大学生の学力低下問題は,大学入学時の学力低下問題と大学卒業時の学力低下問題に分けられる.入学時の学力低下問題は,義務教育段階と高校生の学力問題にも関係している.日本の生徒の学力は国際的に見て高いといえるが,数学や理科に対する関心や態度のレベルは低い.大学過多による入学生の学力低下は当然,大学生の量的拡大は質的変化を伴い,学力低下のみならず,意欲低下,モラル低下も顕在化している.この問題の解決のためには,大学自身のさまざまな努力や改革のみならず,国の教育行政,中学・高校からの教育,国民の意識,産業界の意識にも関係していて,その変革が求められていることを示す.