2 0 0 0 OA 南極観測再開の展望
- 著者
- 守田 康太郎
- 出版者
- 公益社団法人 東京地学協会
- 雑誌
- 地学雑誌 (ISSN:0022135X)
- 巻号頁・発行日
- vol.73, no.6, pp.377-384, 1964-12-30 (Released:2009-11-12)
1 0 0 0 OA 南極の地名
- 著者
- 守田 康太郎
- 出版者
- Japan Cartographers Association
- 雑誌
- 地図 (ISSN:00094897)
- 巻号頁・発行日
- vol.3, no.3, pp.7-9, 1965-09-30 (Released:2011-07-19)
- 参考文献数
- 1
- 著者
- 守田 康太郎 清野 善兵衛 安井 正 久我 雄四郎 田島 成昌 村越 望 Yasutaro MORITA Zembei SEINO Masashi YASUI Yushiro KUGA Narimasa TAJIMA Nozomi MURAKOSHI
- 雑誌
- 南極資料 (ISSN:00857289)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.72-94, 1958-02
1 0 0 0 OA 南極における雪面蒸発量測定の試み(気象部門)(<特集>南極シンポジウム)
雪原からの蒸発量の測定は一般には甚だむつかしい.降雪や飛雪の影響,および蒸発計の影響が大きいからである.西堀は,昭和基地第一次越冬中に,これらの影響から免れて雪面蒸発量を測定する方法を考案し,村越が実際の観測を行った.その方法は,積雪から雪のブロックを正立方形にきりとって空中に吊し,その重量変化を測定するというのである.特殊の条件下においては,その重量変化から,ただちに単位表面からの蒸発量を算出することができる.その条件は,(a)雪ブロックから融雪水の滴下が起らぬこと,(b)雪ブロックに降雪や飛雪が附着しないこと,(c)ブロックの外形が相似を保ったまま変化すること,(d)ブロックの密度変化が無視し得ること等である.昭和基地においてはこれらの条件はほぼ満されており,得られた結果はソビエト隊による推測値と比較しても,大体妥当な値と考えられる.気象要素との関係について,飽差と風の函数としてあらわされることが分った.