著者
定方正毅著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2000
著者
金 煕濬 橋本 賢 松井 幸次郎 小名 清一 定方 正毅
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
日本エネルギー学会誌 (ISSN:09168753)
巻号頁・発行日
vol.76, no.3, pp.205-213, 1997-03-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
12
被引用文献数
5 6

Chongqing city, which is located in the southwest of China, suffers from acid rain damage caused by SO2 in coal combustion gas. Particularly, stoker type boilers in medium and small factories have no emission control facility in spite of using coal with high sulfur content (3-5%), so that a suitable countermeasure is required in angles of the cost, technological level and social conditions.We proposed a coal briquette combustion with the additive of limestone or slaked lime as one of the countermeasure. The possibility of coal briquette combustion methods was examined experimentally and compared with other methods from points of view of the cost and energy saving effect. The desulfurization rate of 70% was obtained in the briquette combustion method with the additive of limestone and 80% for slaked lime. Most of sulfur in the coal (both organic and pyritic) was trapped as gypsum anhydride (CaSO4). The desulfurization rate slightly depended on initial oxygen concentration in the supplied gas and size of limestone, while it was not influenced by briquetting pressure.The desulfurization cost of coal briquette was calculated as 20-30% of semi-dry or fluidized bed process. The briquette combustion method was expected to be effective in improving the human health and forest conservation in Chongqing city.
著者
定方 正毅
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.85-87, 1999-02-20 (Released:2017-07-11)
参考文献数
4

ラジカルによる反応の制御は室温での高速反応や非平衡での反応が可能など様々な利点を有するがこれまで実用技術までに発展した例は少なかった。その最大の原因はラジカルの計測が難しいこととラジカルの生成効率が低いためラジカル生成に高エネルギーコストがかかる点である。最近, 連鎖反応の利用や平衡ラジカルの利用および固体電解質を用いたイオンラジカルの生成技術の開発によりラジカルの高効率生成が可能になりつつある。
著者
安井 至 中杉 修身 高月 絋 松尾 友矩 小島 紀徳 川島 博之 山地 憲治 定方 正毅
出版者
東京大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1993

各研究分担者の研究課題については、各人の記述を参照されたい。ここでは、E40班全体としての研究活動について記述する。1.最終報告書の検討最終的な報告書の形態の検討を始めているが、現時点では、次のような形態を考えている。まず、当プロジェクト全体の結論を非常に分かりやすい形にまとめた一般図書を2冊発行する。1冊目は、新書として発行し、両方の図書ができるだけ多くの発行部数が期待できる形にしたい。この図書を目次として、さらに詳しく学術的にも厳密に記述された図書を何冊か発行するために、その企画を計画班の班長と共に検討した。2.共通データベースの構築E40全体としては、一般向けの報告書だけではなく、共通して利用できるデータベースの構築とその一般への公開を目指している。取り敢えず、なるべく多くのデータをコンピュータ可読の形にしておき、CD-ROMなどによるデータ提供を行う予定。3.電子的な手段による情報交換手法の活用E40内部の連絡は、できるだけe-mailなどの電子的な手法によって情報の交換を行い、その際に残った記録を上記データベースに活用できるような可能性を高めた。4.ビジュアルな方法論による結果の表示一般社会に結果をアピールするためには、最終的な結果が比較的短時間にしかもビジュアルなイメージとして受け入れられることが必要である。そのためには、WWW上で用いられる各種手法を検討しながら、最適な方法論を検討した。5.合宿形式による意思の統一本研究班は、以上のような日常的な情報交換によって結論への道のりを探るが、平成10年1月6日から7日に、豊橋ホリディインクラウンプラザにて合宿を行い、最終結論に向けての意見交換会をおこなった。