著者
寺田 好秀
出版者
日本情報教育学会
雑誌
情報教育ジャーナル (ISSN:24326321)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.66-69, 2018 (Released:2018-12-04)
参考文献数
8

本稿では,『慶應義塾家計パネル調査』の2015年調査を利用し,インターネットの利用が人々に幸福感を与えているかどうかを,幸福度研究の視点から明らかにする.「幸福度」を被説明変数とした順序プロビット・モデルによる推定の結果,「インターネット利用」の係数が正の値を取り,0.1%水準で有意であった.このことから,インターネットの利用は人々に幸福感を与えており,2015年1月時点の我が国においてはインターネット・パラドックスが生じていないことが明らかになった.
著者
豊田 充崇 中川 一史 中橋 雄 佐和 伸明 山本 朋弘 菊池 寛 加藤 悦雄 山口 修一 海道 朋美 遠藤 麻由美 有田 浩子 増井 泰弘 山中 昭岳 本岡 朋 寺田 好 望月 純子 中原 亜由美 高橋 美咲 広瀬 一弥 甲斐 崇 田中 健太郎
出版者
和歌山大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

通常の教科(国語や社会科、生活科等)の単元に情報モラル育成の要素を含ませた学習場面を設計し、モバイル端末を活用したり、学校間交流等で積極的に情報発信・表現する授業を実践した。加えて、学校教育利用向けSNS(Social Networking Service)を設計・開発し、その実践的評価をおこなった。当システムは教育利用を前提に機能の絞込みやユーザーインターフェイスのデザインをおこない、全校種で活用可能な「スクールコミュネット」として公開中である。※当研究関連資料:http://www.wakayama-u.ac.jp/~toyoda/