著者
小西 勇輝
出版者
産業医科大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2021-04-01

注意欠如多動性障害(以下、ADHD)は近年一般社会に広く知られるようになり、成人になってはじめてADHDと診断される事例が増えている。ADHDは、不注意、多動性および衝動性の3主症状を認める疾患であり、発達障害の中で唯一薬物療法が奏功する。本邦では服薬下の自動車運転について罰則の対象となっており、添付文章において運転は禁止されている。本研究の目的は、ドライビングシミュレータを用いて、疾患および薬剤が運転に与える影響の要因を分析することである。本研究成果により、薬剤と運転の矛盾が解消され、ADHD患者が根拠のない社会的制限を受けることなく、安心して薬物療法を受けることができる社会を目指す。
著者
稲田 祐介 小西 勇輝 東 幸靖 竹田 史章
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.7, pp.29, 2007

現在,プラスチック部品は工場で生産され,最終工程で手作業により不良品の監査が行われている.本研究では,手作業の工程を機械化するため,ニューラルネットワークを用いたプラスチック部品監査システムの開発を目的としている.本論文では,提案システムについて述べ,新たにガイドと無反射光源の提案を行う.これらの改良により,新旧実験筺体での搬送能力及び抽出能力また識別能力のそれぞれの比較実験を実施し,改良の有効性を確認する.
著者
小西 勇輝 東 幸靖 西蔭 紀洋 竹田 史章
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.6, pp.100, 2006

現在、プラスチック部品は工場で生産され、最終工程では、手作業により傷やバリなどの監査が行われている。しかし、人材不足など様々な問題が滞積している。そこで本研究では、それらの問題を解決するため、ニューラルネットワークを応用した監査システムを提案する。提案システムにより、手作業の工程を機械化し、監査の高精度化を行うことが期待できる。本論文では、提案システムの基本性能と有効性を検討する。