著者
佐藤 公信 竹田 史章
雑誌
研究報告 音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2011-MUS-89, no.19, pp.1-4, 2011-02-04

本研究は新たな声紋認証手法の開発を目的とする.提案システムは特徴量抽出に Fast Fourier Transform を用い,識別器に未知のパターンに対して排除能力が優れた Radial Basis Function Networks(RBFN) を用いる.提案手法は RBFN の出力細胞数を 1 としているために,特定個人の認識と未知のパターンの排除に優れると予測される.実験により認証対象者となる被験者の未学習データを評価し,提案手法の認証率および排除率を確認する.
著者
竹田 史章 大松 繁 井上 卓 尾波 宰三 小西 健一
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.112, no.4, pp.249-258, 1992-04-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

In conventional bill money recognition machines, we develop the recognition algorithm according to the transaction speed and diffierence of various specifications. However, development of the algorithm for the recognition has been based on the trial and error method. Many researchers have reported that neural networks are suitable for pattern recognition because of the ability of selforganization, parallel processing, and generalization. In this paper, we present a new bill money recognition method with neural network and show the effectiveness of the present algorithm compared with the conventional method by discrimination functions. Furthermore, we transform bill money data by FFT into frequency domain to reduce influence of the noise due to conveyed fluctuation. Then we adopt these Fourier coefficients or its amplitudes as input of the neural network. We show that the ability of recognition can be evaluated in detail by introducing a new measure of reliability.
著者
稲田 祐介 小西 勇輝 東 幸靖 竹田 史章
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.7, pp.29, 2007

現在,プラスチック部品は工場で生産され,最終工程で手作業により不良品の監査が行われている.本研究では,手作業の工程を機械化するため,ニューラルネットワークを用いたプラスチック部品監査システムの開発を目的としている.本論文では,提案システムについて述べ,新たにガイドと無反射光源の提案を行う.これらの改良により,新旧実験筺体での搬送能力及び抽出能力また識別能力のそれぞれの比較実験を実施し,改良の有効性を確認する.
著者
小西 勇輝 東 幸靖 西蔭 紀洋 竹田 史章
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.6, pp.100, 2006

現在、プラスチック部品は工場で生産され、最終工程では、手作業により傷やバリなどの監査が行われている。しかし、人材不足など様々な問題が滞積している。そこで本研究では、それらの問題を解決するため、ニューラルネットワークを応用した監査システムを提案する。提案システムにより、手作業の工程を機械化し、監査の高精度化を行うことが期待できる。本論文では、提案システムの基本性能と有効性を検討する。
著者
竹田 史章
出版者
高知工科大学
雑誌
高知工科大学紀要 (ISSN:13484842)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.227-232, 2011

平成22年度高知工科大学教員海外研修制度の支援をいただき。マレーシアのマレーシア工科大学AI&ロボティクス研究センターに平成22年9月1日から12月1日の3ヶ月間滞在した。滞在期間中は知的認識システム、知的制御システム、DSPによるリアルタイム認識システムの共同研究ならびに講演、講義を実施した。特に、AI&ロボティクス研究センターはヨーロッパ、中東、米国などの若手研究者を受け入れる国際交流システムがあり、活発な知能システムに関する学際的な意見交換および情報提供の場ともなっていた。これらの環境での3ヶ月にわたる研究体験について以下に報告する。