著者
野口 仁志 内野 眞也 村上 司 山下 裕人 野口 志郎
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.128-134, 2016 (Released:2016-08-02)
参考文献数
5

甲状腺未分化癌は極めて予後不良な疾患であり,確立した治療法は今のところ存在しない。われわれは2006年からドキソルビシン(DXR)とシスプラチン(CDDP)を使用する化学療法にバルプロ酸を併用する方法を試行しており,手術と放射線治療を加えた集学的治療によって予後の改善に努めている。その結果として,手術から2年以上経過しても無再発生存している症例を3例経験したのでここに報告する。
著者
千馬 正敬 板倉 英世 山下 裕人
出版者
長崎大学熱帯医学研究所
雑誌
熱帯医学 Tropical medicine (ISSN:03855643)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.93-96, 1984-06-30

アンモニア性銀溶液は病理組織切片の細網線維染色のために世界に広く使用されている.しかしながら,組織染色に使用したアンモニア性銀溶液は黒色の雷酸銀が生成され爆発することがある.この危険は同染色に使用するチオ硫酸ナトリウムを等量,アンモニア性銀溶液の中に加えることにより爆発物質である雷酸銀の生成を未然に防止できる.The ammoniacal silver nitrate solution has been routinly used widely for the purpose of staining of reticulum fibers. However, the used ammoniacal silver nitrate solution may cause explosion due to formation of blackish silver fulminate. (AgONC) in the solution. This possible danger could be prevented by addition of an equal volume of the used sodium thiosulfate into the used ammoniacal silver nitrate solution.