著者
山口 史朗 大立目 寛明 池内 公 大谷 昭仁 宮城 幸一郎 谷口 晃
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

近年、光通信技術の発達に伴い光設計器の分解能や繰り返し再現性、確度等に高度な要求がなされてきている。このような市場要求に答えるためのキーテクノロジーとして、光学部品を高精度かつ高確度で位置制御することが望まれている。従来、微小領域の位置決めはピエゾ素子により行われてきた。しかしながら、ピエゾ素子による位置決め制御は繰り返し再現性や温度安定性に劣る上、電圧を印加した直後からドリフトが発生する等の問題がある。そこで、我々は金属の熱膨張の線形性に注目し、これを応用して高安定、高精度なアクチュエータを実現する方法について検討した。本報告では熱膨張をアクチュエータとして用いることの有用性について実験的に確認したので報告する。
著者
山口 史朗 橋本 治 須賀 昭信 矢野 誠司 内藤 克輔 高橋 睦夫
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.48, no.6, pp.347-350, 2002-06
被引用文献数
3

63歳女.B型肝炎の加療中に超音波断層検査で副腎腫瘍が疑われたが,無症状であった.Gd-DTPA MRIにて内部が造影されず嚢胞状の腫瘤が認められ,その他画像所見,血液内分泌検査より副腎血腫,内分泌非機能性腫瘍が疑われた.CTでの経過観察を考慮したが,患者の希望で腹腔鏡下右副腎摘除術を施行した.病理組織学的所見から,腫瘤はコレステリン結晶を伴った陳旧性の出血巣で,硝子様の結合織からなる被膜が認められ,明らかな腫瘍性病変は認められず,副腎血腫と診断された.副腎皮質細胞の集塊が残存していることから副腎髄質からの出血が考えられた.術後経過良好である.突発性副腎血腫の報告は日本で13例あったWe report a rare case of idiopathic adrenal hematoma. Including our case, 13 such cases have been described in Japan. A 63-year-old [correction of 65] woman was admitted to our hospital for further examination of a right adrenal mass on ultrasonography. Laboratory tests including hormonal assay were within the normal ranges. Computed tomography showed a tumor with calcification measuring 3.0 x 2.0 cm in the right adrenal gland. Magnetic resonance imaging (MRI) revealed a mass with heterogeneous low to iso signal intensity on T1-weighted images and high signal intensity on T2-weighted images. A peripheral rim of the mass was slightly enhanced on dynamic MRI. The patient underwent laparoscopic adrenalectomy. Histopathological examination revealed an old hematoma without neoplastic cells or vascular lesions and these findings were evidence of idiopathic adrenal hematoma.