著者
熊井 明美 岡田 善雄 山口 綾子 伊橋 光二
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.152-154, 1992-03-10

変形性膝関節症は膝周囲に筋硬結を生じている事が多い。19名の変形性膝関節症患者を対象に, 筋硬結に対し, ホットパック, 超音波, マッサージによる3方法の比較実験を行った。効果判定は痛みの強さ, 筋硬結の程度, 歩行スピードの3項目で, 治療前後に評価を行った。その結果を, 痛みの強さと筋硬結の程度はKruskal-Wallis検定を用い, 歩行スピードはt検定を用いて統計処理を行った。痛みは超音波, マッサージの順で改善がみられ, 筋硬結の程度はマッサージ, 超音波の順に改善がみられた。又, 最も客観的な評価である歩行スピードにおいては, マッサージのみに改善がみられた。変形性関節症の治療において, 筋硬結にも目を向ける事が重要であり, その方法として, 直接的機械的刺激である徒手マッサージは有効な方法であると考えられる。
著者
美ノ谷 新子 杉本 正子 福嶋 龍子 峯川 美弥子 山口 綾子 杉本 正子 福嶋 龍子
出版者
東邦大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

(1) 在宅療養中の患者とその家族の調査では、本人と家族は物理的、精神的な準備が整わない状況で退院することに困っており、安心して退院できる準備を整えることを求めていることが判った。また、入院中に準備できる内容は限られ、退院後に直面する困りごとへの在宅療養支援の必要なことが示された。(2) 高齢者施設入所者への調査では退院即入所の者が86.5%を占め、退院前の心配はあるものの退院準備の意欲や実践に結びつかない実態が明らかになった。