2 0 0 0 OA 米界資料

著者
山崎繁次郎 編
出版者
山崎繁次郎商店
巻号頁・発行日
1914
著者
山崎 繁一 庄司 克雄 厨川 常元 岡西 幸緒 小倉 養三 福西 利夫 三宅 雅也
出版者
公益社団法人 砥粒加工学会
雑誌
砥粒加工学会誌 (ISSN:09142703)
巻号頁・発行日
vol.49, no.9, pp.506-510, 2005 (Released:2006-08-11)
参考文献数
4

前報では, チタン合金コアのブレードとチタン合金製フランジとを組合せて, 周速450m/sでの回転試験に成功した. 本報では, 本ブレードをベースにして, 周速350m/sの超高速研削切断に使用可能なブレードを開発したプロセスについて述べる. 最初に, 前報で試作したコンティニュアスタイプのブレードを用いた場合, 5.9MPaの高圧ノズルを使用してクーラントを供給したにもかかわらず, 周速100m/s (工作物・砥石速度比 v/V = 0.0833×10-3) で研削焼けが発生した. そこで, 砥石外周にセレーション (半円状の切り欠き) を設けたところ, 正常な研削切断が可能になった. しかし周速をさらに200m/sに高めると, 再び研削焼けが発生した. そこでさらにセレーション間のランド部側面にフルート (導水溝) を設けて, 切断面へのクーラントの到達を促した. その結果, 周速300m/sでも研削焼けが生じず, 研削抵抗値の安定した加工が可能であった. さらに高周速化するために高強度のボンド剤を採用し, セレーションおよびフルートの数を半減して砥石部の高強度化を図った. その結果, 最終的に周速350m/sで, 研削焼けのない正常な超高速研削切断に成功した. これは, これまで報告されている超高速研削の砥石周速としては, 最高速である.
著者
猪狩 公宏 藍原 有弘 落合 高徳 熊谷 洋一 山崎 繁
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.71, no.7, pp.1708-1713, 2010 (Released:2011-01-25)
参考文献数
18
被引用文献数
3 1

目的:鼠径部ヘルニア手術に対する局所麻酔法と腰椎麻酔法との比較検討を行った.方法:対象は,当院で2008年5月~2009年11月の1年6カ月間に膨潤局所麻酔法にて局所麻酔下ヘルニア根治術を施行した25例27病変と,同時期に施行した腰椎麻酔下ヘルニア根治術46例50病変とを比較検討した.結果:局所麻酔群は男性22例,女性3例.平均年齢は64.4歳.片側ヘルニアが23例,両側ヘルニアが2例.ヘルニアのタイプは,外鼠径ヘルニアが22病変,内鼠径ヘルニアが5病変.施行術式はMesh-plug法が26病変,Marcy法が1病変.腰椎麻酔群と比較し,患者背景,手術時間,術後の疼痛コントロールにおいて有意差を認めなかったが,手術室在室時間は有意に短く,入院期間の短縮も可能であった.結論:局所麻酔下手術は術後の早期離床,早期退院が可能であり,医療経済も含め腰椎麻酔下手術より優れていることが示唆された.