著者
畔柳 昭雄 山本 慶
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.74, no.644, pp.2311-2318, 2009-10-30 (Released:2010-01-22)
参考文献数
27
被引用文献数
1

Recently, the expectation's for an oceanic architecture rising to use an oceanic space effectively, and revaluing an architectural characteristic and structural utility become important in a new societal demand and a new business. On the other hand, why constructed the building in “Sea” is not clarified in an existing oceanic architecture. Then, it aims to understand the shade of meaning of clarifying the background that becomes construction of an oceanic architecture in the sea, the plan condition, and the construction details including the conception of the planner, and the construction of construction in the sea in the present study. The reason for the factor that an oceanic architecture is constructed is as a result that a sea and deep relations each other had been maintained on a climate, historical, cultural side in a premeditated background.
著者
山本 慶佑 荒井 幸代
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.4D2OS18c02, 2018

<p>実世界における多くの問題は,複数の競合する目的からなる多段階・多目的最適化問題(MOP)として定式化することができる.そのため,あらかじめ十分な解候補を提示しなければ妥協解を見つけることは困難である. そこで,本稿ではパレート最適解を網羅的に発見する手法を提案する.本研究のアプローチは,実世界の問題は報酬を獲得するまでに複数の行動の評価値を必要とするため,多目的強化学習に基づいている.本研究では,「収集車の容量」と「収集時間」の2つの目的からなる「ごみ収集問題」に適用して評価した.</p>
著者
山本 慶和 坂場 幸治 渡邉 眞一郎 通山 薫 大畑 雅彦 三島 清司 久保田 浩 西浦 明彦
出版者
Japanese Association of Medical Technologists
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.655-665, 2015

目的:血球形態標準化ワーキンググループ(WG)は日本臨床衛生検査技師会と日本検査血液学会において血液形態検査の標準化を協同で行う方針で結成された。血球形態標準化WGでは日本検査血液学会血球形態標準化小委員会より提唱された好中球系細胞の新分類基準に基づき,健常者を対象にノンパラメトリック法より得られた白血球目視分類の共用基準範囲を設定し,これを全国的に普及させる。方法:基準個体の除外基準は,「日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲案」(日本臨床検査標準化協議会;JCCLS)を用いた。健常対象者を医療施設における健康診断受診者または臨床検査部に勤務している職員とした。性および年齢が均等に分布するように考慮し936基準個体とし,対象年齢の範囲は18~67才とした。目視分類は認定血液検査技師またはその指導のもと血液検査を担当する技師が好中球系細胞の新分類基準に従い400倍の視野にて200個分類した。目視分類の対象項目は好中球桿状核球,好中球分葉核球,リンパ球,単球,好酸球,好塩基球とした。結果:基準個体値のCBC項目の分布はJCCLSの基準範囲と一致し,基準個体の妥当性を確認した。目視分類項目は性,年齢間差を認めなかった。パラメトリック法およびノンパラメトリック法による基準範囲は一致し,ノンパラメトリック法にて設定した。結論:日本全国で共用するための末梢血液の白血球目視分類の基準範囲を設定した。この基準範囲の普及のため日本臨床衛生検査技師会のネットワークを活用して全国的な普及を行う。