著者
重村 力 三橋 伸夫 川嶋 雅章 三笠 友洋 西 和夫 田中 貴宏 山崎 義人 内平 隆之 佐藤 栄治
出版者
神奈川大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

横浜市など南関東の都市内に残る「谷戸=やと」の地形・実態と、都市生活・都市環境に果たしている役割とその関連行政を分析した。「谷戸」は横浜市域だけで約4,600あり、典型的単位では2~30mの斜面からなるU字谷の下方に幅数十m奥行き200mほどの平地がある。市街地化したもの、緑地を維持しているものに分かれ、自然が保全されているものでは、その環境的役割・生活的社会的役割は大きく、今後の市街地環境の向上にとって貴重な資源であることを実証した。