著者
木庭 顕 両角 吉晃 松原 健太郎 原田 央 桑原 朝子 森田 果 金子 敬明 加毛 明 滝澤 紗矢子 岩原 紳作 神作 裕之 太田 匡彦 齋藤 哲志 川村 力
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

近代のヨーロッパ・アメリカのみならずギリシャ・ローマ、イスラム、中国、日本の専門家が借財・土地担保・金融等々の社会史的分析をもちより、同時にこれらを(同じく歴史的に多様な)法的な枠組との間の緊張関係にもたらした。そしてそれらをめぐって比較の観点から激しい討論を行った。その結果、現代の信用問題を見る眼と信用問題の歴史を見る眼が共有する或る視座の限界が明らかになった。これは新しい視座の構築方向を示唆する。
著者
川村 力 花山 耕三 永田 雅章 亀井 敦行
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.416-420, 1988-05-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
20

視床出血後hyperkinésie volitionnelle (HV)を呈しクロナゼパムが著効した3症例を経験した. 視床出血後のHVの報告は本邦では他に1例のみと少ないが, 全例出血後ある期間を経てHVが出現している. 同様のことがpalatal myoclonusでもしられ, 一つの仮説として血管障害後のdentatorubroolivary系におけるdenervation supersensitivityが想定されている. そこで視床出血後, 視床腹中間核に経時的にdenervation supersensitivityが生じ, HVを発現させたものと考えられた.
著者
川村 力
雑誌
漢方の臨床 (ISSN:0451307X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.271-277, 2011-02-25
参考文献数
15
被引用文献数
2