著者
木庭 顕 両角 吉晃 松原 健太郎 原田 央 桑原 朝子 森田 果 金子 敬明 加毛 明 滝澤 紗矢子 岩原 紳作 神作 裕之 太田 匡彦 齋藤 哲志 川村 力
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

近代のヨーロッパ・アメリカのみならずギリシャ・ローマ、イスラム、中国、日本の専門家が借財・土地担保・金融等々の社会史的分析をもちより、同時にこれらを(同じく歴史的に多様な)法的な枠組との間の緊張関係にもたらした。そしてそれらをめぐって比較の観点から激しい討論を行った。その結果、現代の信用問題を見る眼と信用問題の歴史を見る眼が共有する或る視座の限界が明らかになった。これは新しい視座の構築方向を示唆する。

言及状況

はてなブックマーク (3 users, 3 posts)

"近世日本…端的に物的な力に依存する方向に追い詰められていく信用世界""「近代的信用観」の中でも或る一面が肥大する形でそれが輸入され…" →木庭顕チームによる「信用(金融)」研究。/科研費Aの金額!w

Twitter (9 users, 11 posts, 12 favorites)

木庭顕が書いたと思われる文章によると、アンシャン・レジーム期フランスの重商主義および重農主義の信用観は、経済学的標準信用概念の形成に寄与したが、その限界はモリエール「ミザントロープ」に反映されている。 https://t.co/Hy4HyFxL8q https://t.co/uFeSQhmKwh
@hukuroulaw なかなか的確に説明するだけの力量がありませんので,最近読んだ木庭先生の次の論考(ともの読書日記さんにご紹介いただきました。)に頼りつつ,できるだけの範囲でお話ししてみようと思います。 https://t.co/Yotuni4TFc
“KAKENHI-PROJECT-20243001” https://t.co/YeAPFb7dIm
こんな研究ありました:信用の比較史的諸形態と法(木庭 顕) http://t.co/RFvXkT2A
こんな研究ありました:信用の比較史的諸形態と法(木庭 顕) http://t.co/RFvXkT2A

収集済み URL リスト