著者
伊良皆 啓治 N. Chaiyapoj 中西 徳昌 後藤 恵一 上野 照剛 小田原 成計 中山 哲 茅根 一夫 山崎 慶太
出版者
公益社団法人 日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:02850192)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4_2, pp.805-808, 1997 (Released:2007-08-20)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

We have developed a multi-channel high-resolution SQUID magnetometer. This system consists of 12-channel pick-up coils 5 mm in diameter located on a 7.5 mm grid. The base-line of the gradiometer is 15 mm. The distance between the pick-up coil and the outside surface of the dewar is 5 mm. We measured the magnetic field produced by the activity of the orbicular muscle of eye, the magnetocardiogram produced by a human, and the magnetocardiogram produced by a rat. It is possible to obtain signals with good spatial resolution.
著者
徳永 宗正 曽我部 正道 後藤 恵一 山東 徹生 玉井 真一 小野 潔
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A1(構造・地震工学) (ISSN:21854653)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.392-409, 2013 (Released:2013-08-20)
参考文献数
18
被引用文献数
1

近年高速鉄道で採用の多い背の高い防音壁は,固有振動数が低く,従来支配的な設計要因とはならなかった列車風圧との共振による動的増幅が懸念された.本論文では,動的応答増幅を考慮した防音壁の設計法の提案を目的に,測定・数値解析に基づく検討を行った.列車通過時の防音壁の応答において,200km/h以下では列車荷重による応答が支配的となる一方,列車速度200km/h以上では列車風圧による応答が90%以上を占め,設計においては列車風圧のみを考慮すればよいこと,列車風圧による防音壁の応答は,列車風圧パルスと固有振動モードによる共振効果,後尾部パルスの重畳効果により増幅されること等を解明した.さらに,列車通過時の防音壁の動的応答を一般化し,防音壁の設計法として,シミュレーションによる手法と簡易法を提案した.