- 著者
 
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             鈴木 啓介
             
             後藤 真康
             
             柏 司
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 公益社団法人 日本分析化学会
 
          
          
          - 雑誌
 
          - 分析化学 (ISSN:05251931)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - vol.17, no.2, pp.187-191, 1968 
 
          
          
          
          - 被引用文献数
 
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             1
             
             
          
        
 
        
        
        米粒にメチルパラチオン, スミチオンを1 : 1の割合で, 0.1, 0.5, 1.0, 2.0, 10ppmになるように添加し, メチルパラチオンをスミチオンから分離し, 定量する試験を行なった.ガラスフィルターを用い, 米粒からメチルパラチオンをエーテルで溶出, アルミナカラムで精製し, 濃縮したのち, 電子捕獲ガスクロマトグラフィーで分離定量した.カラム充てん剤, 10%高真空グリース (HVSG) /クロモソープW (40~60メッシュ);ガラスカラム, 外径1/8インチ, 長さ5フィート;分離管温度, 180℃;キャリヤーガス, 窒素;流速, 20m<I>l</I>/min, 本法の回収率は0.1~10ppmの範囲で70~101%でかなり良好な結果が得られた.