著者
廣津 昂 村田 伸 斎藤 正一 永友 知子 河端 博也
出版者
日本ヘルスプロモーション理学療法学会
雑誌
ヘルスプロモーション理学療法研究 (ISSN:21863741)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.167-172, 2022-02-28 (Released:2022-03-25)
参考文献数
22

本研究の目的は,上肢骨折患者21名(平均年齢63.6±14.6,男性5名,女性16名)を対象に,ペットボトルキャップテスト(PET bottle cap test;PCT)を縦断的に評価し,PCT が上肢機能の回復過程を反映するか否かを検証することである。その結果,PCT とHand20は初回と比べて1週後,および1週後に比べて1ヶ月後に有意差を認めた。また,ペグテスト,握力,ピンチ力の患側は初回と比較して1週後に有意差を認めたが,1ヶ月後に有意差を認めなかった。一方で,ボタンの留め外し時間と更衣時間は,初回と比べ1 週後には有意差が認められなかったが,1ヶ月後に有意差が認められた。以上より,PCT は上肢骨折患者の患側機能および両手の上肢操作能力の経時的変化を評価できる有用な評価法であることが示された。PCT は特別な測定機器を必要とせず,ペットボトルとストップウォッチのみで計測できる汎用性の高い評価法であり,臨床現場で使用できることが示唆された。
著者
斎藤 正一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.117, pp.101-103, 2009-03

東京商工会議所などが主催する環境社会検定試験(以下、eco検定)の受験者数が順調に増えている。昨年12月21日に実施した第5回eco検定は、受験者数、合格者数ともに過去最高となった。 eco検定は、できるだけ多くの人に環境問題についての基礎的な知識を持ってもらおうと、東商が2006年10月に始めた新しい検定試験(受験料、5250円)だ。
著者
小林 陽太郎 斎藤 正一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
pp.24-27, 2002-10-21

——ヨハネスブルクサミットでは、環境問題をはじめ、開発や貧困など新しい価値観が示されました。どのような感想をもちましたか。小林 経済同友会代表幹事としての個人的な意見をお話しすると、10年前の地球サミットに比べて、具体的に何を目指したのか、はっきりと見えないというのが正直な感想です。今度のサミットは、特に新しいコンセプトが議論されたとは思っていません。
著者
辻尾 敏明 斎藤 正一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.158, pp.79-81, 2012-08

辻尾敏明(つじお・としあき)氏:1951年生まれ。74年近畿大学商経学部卒業。81年大阪佐川急便に入社。98年6月、佐川急便取締役総務部長、2012年3月から現職兼SGホールディングス取締役—佐川急便は、安全輸送とエコドライブを関係付けた活動をしています。どのような背景から、こうした取り組みが生まれたのでしょうか。