著者
斎藤 雄介 眞田 幸俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WBS, ワイドバンドシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.396, pp.1-6, 2007-12-12

IR-UWBを用いた測距システムでは,パルス幅1[ns]程度の信号を使うことで高い距離分解能を持った測距システムが実現可能となる.UWB測距システムにおいては,低コスト化,低電力化を目指し様々な提案がなされており,その中のひとつに高速コンパレータを用いた測距システムがある.このコンパレータを用いた測距においては,信号の平均化によりパルスを取り出す作業が必要であるが,平均化に対するクロックずれの影響は考慮されてこなかった.そのため本報告では,クロックのずれがシステムに与える影響をシミュレーションによって評価した.またクロックずれの影響を緩和する二段階平均化法を提案する.