著者
日置 俊次
出版者
青山学院大学
雑誌
青山スタンダード論集 (ISSN:18806430)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.229-273, 2007-03
著者
日置 俊次
出版者
青山学院大学
雑誌
紀要 (ISSN:05181194)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.43-62, 2006
著者
日置 俊次
出版者
青山学院大学
雑誌
青山スタンダード論集 (ISSN:18806430)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.227-266, 2008-01
著者
日置 俊次
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.42-51, 2005-09-10

昭和二十年、横光利一は山形県の僻村に疎開した。その生活が「夜の靴」に描かれる。そこで彼は、祖先と信じた芭蕉の足跡を意識している。「夜の靴」の日記形式には、『奥の細道』の影響が見られるのではないか。俳句、あるいは詩と象徴への執心を示しながら、利一は散文を武器にして、敗戦後の混乱と孤独に真向かい、自らの居場所を定めようとしている。
著者
日置 俊次
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.49-59, 1998-06-10

村上春樹の作品には「井戸」や「闇」のイメージが頻出する。その原点には、村上が若いころに入り浸った映画館の闇の体験がある。「闇」は、まず「歴史性」を拒絶するものとして、作品に描かれる。『ねじまき鳥クロニクル』にも、「井戸」や「闇」は重要なイメージとして登場する。しかしこの作品では、村上は「歴史性」に接近しようとしている。こうした村上の転換には、映画『羊たちの沈黙』の影響を指摘することができる。
著者
日置 俊次
出版者
青山学院大学
雑誌
青山学院大学文学部紀要 (ISSN:05181194)
巻号頁・発行日
no.55, pp.17-39, 2013
著者
日置 俊次
出版者
青山学院大学
雑誌
青山語文 (ISSN:03898393)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.54-70, 2005-03