著者
郭 炳君 千種 康民 山崎 祥行 服部 泰造
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.500, pp.1-6, 2013-03-22

e-Learaingシステムマ用いる専門辞書の自動分類機能の一手法を提案する。各専門用語と要分類専門用語の関連度に基づき分類精度を一般手法より高める方法を求め、実験考察する研究である。
著者
高橋 拓也 山崎 祥行 千種 康民 服部 泰造
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.363-364, 2016-03-10

拡張現実感(AR)はスマートメディアの急速な普及とともに応用分野でも活用が広がっている。既存のARはマーカを利用する方式であり、マーカがデザイン的に適さないなど利用に制限を与えていた。本報告では位置情報を用いたマーカレス方式を実現し、応用例として画像やテキストだけでなく映像も表示可能な仮想掲示板を実現し、その有効性を明らかにする。
著者
佐々木龍之介 千種康民 服部泰造
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.651-652, 2011-03-02

本研究では、拡張現実感(Augmented Reality:AR)を利用して、避難訓練をより効率的なものとするための手法を研究した。具体的には、建築物内にARマーカーを設置し、3Dモデルにより火災や崩壊を視覚的に表現する。さらに、現実味・緊張感を増すために、サイレンなどの効果音を加える、タイムリミットやユーザの体力なども設定する。一般的な避難訓練というと退屈なイメージが強く、子供などの低年齢層に対しては訓練の意味を理解されることなく行われてしまうことが多々あると考える。そういった対象に対しても、本研究を利用することにより意欲的な訓練への参加を促せ、また実際の消火訓練などでは火を焚くなどの訓練内での危険が伴うが、そういったリスクを回避することも可能である。
著者
石塚 悟大 千種 康民 服部 泰造 富田 光博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.479, pp.205-210, 2012-03-05

現在,サッカー選手の動き追跡は人間の目によって行われており非常に手間がかかっている.そのため,これを自動化する技術に対する要望は高い.現在,選手の自動追跡として,色成分を用いたパーティクルフィルタによる方式が研究されている.しかし対象選手全身の色成分を用いた追跡は,似たユニフォームを着用した選手との交差に対し弱いという問題点が存在する.本研究では選手全身の色成分に加え,トランクス部分の色成分を用いることで追跡精度の向上を計る方式を提案する.
著者
岡部 龍太郎 千種 康民 服部 泰造 富田 光博
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.37, pp.17-22, 2009-09-24

本稿では,一個体の実写動画を元に,個体が群れるアニメーション生成法の提案を行う.一個体の実写動画から,個体を抽出し個体の大きさの正規化などの前処理を行った動画を作成する.そして,それを元にビデオシンセシスによる動画分析を行い,個体の方向の遷移の記録と,個体が動きの連続性を保ったまま時間の遷移が可能な数フレームからなるビデオクリップを探し出す.その遷移可能なビデオクリップ間をビデオパッチとし,それぞ様々に組み合わせることで無限に長い動画を生成することができる.次に,Boidsアルゴリズムによる群行動生成を行い,それの方向の遷移に注目する.各個体の向きの遷移と,最も近い遷移を行うビデオパッチの組み合わせを探し出しつなぎ合わせる.これにより,個体の動きは実写動画に基づき,移動パスはBoidsアルゴリズムによるパスを用いることで,個体が自然な動きをする群行動アニメーションの自動生成を行う.