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文献一覧: 本田 義央 (著者)
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インド原典からの世界初「仏教論理学用語辞典」のための国際共同研究
著者
桂 紹隆
TILLEMENS To
STEINKELBER
稲見 正浩
本田 義央
小川 英世
HAYES Richar
TILLEMANS To
STEINKELLNER エルンスト
KRASSER Helm
ERNST Prets
MUCH T.Micha
ERNST Steink
出版者
広島大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1996
インド原典からの「仏教論理学用語辞典」編纂の為の国際共同研究の最終年に当たり、昨年に引き続き仏教論理学の重要なインド原典のうちPramanavarttikalamkaraのコンピューター入力を完了した。本研究の主要なパートナーであるウィーン大学のチベット学仏教学研究所でもダルマキールティのHetubinduに対する複数の注釈のコンピュータ入力を完成している。今後の課題は、引き続き重要な仏教論理学テキスト、例えばTattvasamgrahapanjikaを入力し、広島大学文学部のホームページなどから一般に公開することである。ウィーン大学チベット学仏教学研究所から刊行予定の「仏教論理学用語辞典」は3部から構成される。第1部は、仏教論理学の主要な綱要書であるNyayabindu,Nyayapravesa,Tarkasopana,Hetutattvopadesaなどから集められた仏教論理学用語の定義集であり、これは既に完成している。第2部は、上記定義集には収められていないが重要と考えられる仏教論理学用語を理解するために必要な文章を綱要書以外の多数の仏教論理学テキストから集めたものである。記載項目は過去数度にわたる共同研究参加者の会合によって決定しているが、全ての項目について必要な情報が収集されるには到っていない。従って、近い将来その完成を目指している。第3部は、以上の資料にもとづいて、特に難解な仏教論理学用語の解説を試みるものである。その一部は、1997年11月広島市で開催した「第3回国際ダルマキールティ学会」において、各共同研究者が発表したものである。本研究の最終報告書には、1998年12月に共同研究者全員がウィーン大学に集まり検討を加えた第1部と第3部の一部を収めて公表する。なお、本研究参加者は、今後も機会を見つけて集まり、密接に連絡をとり、第2部を含めた本格的な『仏教論理学用語辞典』をウィーン大学チベット学仏教学研究所より刊行する予定である。
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IR
『シュリンガーラプラカーシャ』におけるラサ理論--冒頭詩節及び関連箇所試訳
著者
本田 義央
出版者
広島大学比較論理学プロジェクト研究センター
雑誌
比較論理学研究 : 広島大学比較論理学プロジェクト研究センター研究成果報告書
(
ISSN:18806376
)
巻号頁・発行日
no.5, pp.45-53, 2007
広島大学比較論理学プロジェクト研究センター研究成果報告書(2007年度)
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『シュリンガーラプラカーシャ』におけるrasāviyoga
著者
本田 義央
出版者
広島大学比較論理学プロジェクト研究センター
雑誌
比較論理学研究
(
ISSN:18806376
)
巻号頁・発行日
no.8, pp.59-62, 2011-03-25
広島大学比較論理学プロジェクト研究センター研究成果報告書(2010年度)
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OA
日本伝来宋版一切経の角筆点の発掘と東アジア言語文化交流の研究 醍醐寺蔵本を基に-
著者
小林 芳規
佐藤 利行
佐々木 勇
沼本 克明
月本 雅幸
鈴木 恵
原 卓志
山本 真吾
山本 秀人
青木 毅
本田 義央
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010
醍醐寺蔵宋版一切経6,102帖に書き入れられた角筆情報を加えた目録出版を期し,その精査を基に,日本に伝来した宋版一切経の角筆点の発掘と東アジア言語文化の交流と影響関係を考察することを目的とする本研究は,2010~2012年に7回の現地調査を行い,書誌事項と共に角筆点の有無を再調査し,新たに521帖を加え約8割に角筆書き入れ帖を認めた。又,神奈川県称名寺蔵宋版一切経からも角筆点を認め,新羅写経の角筆仮名の解読を進めた。