著者
瀬尾 邦彦 白川 貴志 杉本 恒美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.494, pp.7-11, 2008-02-19
参考文献数
4

現在世界には多くの地雷が残存し、その除去作業が行われている。しかし既存の電磁波を使用した地雷探査法では、雨季の東南アジアなどの地面が冠水した土壌での探査が困難となる。本研究ではこのような冠水土壌中の極浅層部分の地中探査を目的とする。室内実験にて冠水土壌中での120kHzの超音波伝播を測定した結果、音速約1500m/s、減衰約-19dB/mの超音波伝播が確認された。この結果を踏まえ、冠水土壌中極浅層部分の地中映像化を行った。
著者
杉本 恒美
出版者
桐蔭横浜大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

超磁歪振動子を用いて浅層地中内に時間的に周波数を変化させたチャープ波を発生させ、受振波形にパルス圧縮法を適用することで分解能の飛躍的改善を図った。最初にシミュレーションにより期待される分解能の検討を行なった後、実際に屋外で確認実験を行なってシミュレーションと同等の分解能が得られることを確認した。従来のハンマー法による分解能約50cmと比較すると約半分以下の約20cmの分解能を実現することが出来た。
著者
阿部 冬真 杉本 恒美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.436, pp.13-16, 2009-02-17
被引用文献数
2

地中レーダは広く地中探査に用いられている。しかしながら、地表面から10cmまでの極浅層領域の探査は地表面からの反射波の影響で困難である。また世界中で地雷が問題となっているが、既存の方法は電解質を含む土壌や、プラスチック地雷の探査が困難であるなど、問題点がある。そこで音波とSLDVを用いて極浅層領域地中映像化を行い、地雷などの地中埋設物探査を行う手法を提案している。今回は弾性波振動と空中放射音波の比較検討を行った。その結果、空中放射音波は弾性波と比較して振動速度が低くなるが、距離による減衰が少ないという結果が得られた。また双方の振動現象で、埋設物の映像化が行えた。