著者
池本 賢一 村山 浩一郎
出版者
福岡県立大学人間社会学部
雑誌
福岡県立大学人間社会学部紀要 (ISSN:13490230)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.45-58, 2019-02-28

今日のわが国における社会福祉制度の動向を鑑みると、各福祉分野で地域支援が重要視されていると考えられる。しかしながら、これまで地域支援の方法論とされてきたコミュニティワークは、概念や展開プロセス、用いる技術等が必ずしも明確化されていないという課題がある。 本稿は、これまでのコミュニティワークに関する研究から、特に定義及び範囲に着目して整理を行い、それらを踏まえた上で、理論の再構築に向けた試論を提示するものである。先行研究の検討から、「ニーズ・資源調整」、「インター・グループ・ワーク」、「統合」、「組織化」、「計画・政策」、「ソーシャル・アクション」、「アドミニストレーション」、「個別課題を踏まえた地域支援」、「主体形成とプログラム開発とその循環」がコミュニティワーク理論のキー概念として明らかになり、これらを基にコミュニティワークの体系図の提示を行った。
著者
森川 茂廣 来見 良誠 仲 成幸 塩見 尚礼 村山 浩之 村上 耕一郎 Hasnine A. Haque 犬伏 俊郎 谷 徹
出版者
特定非営利活動法人 Microwave Surgery研究会
雑誌
Journal of Microwave Surgery (ISSN:09177728)
巻号頁・発行日
no.29, pp.33-38, 2011

We started microwave ablation therapy of liver tumors under MR image guidance with an open configuration MR scanner. The combination of these two was quite feasible. At the beginning, preparations of MR compatible electrodes and a noise-eliminating filter were required. After the measurements against the noise, microwave irradiation did not disturb MR images and temperature changes could be monitored using MR temperature maps, which were useful for the real-time evaluation of therapeutic effects. In addition, MR temperature maps could be used to investigate the condition of microwave ablation with newly developed instruments and applications. The encounter of microwave ablation with MR imaging made a breakthrough in the image-guided minimally invasive therapy. Further developments of new technologies for therapeutic procedures are expected from this combination.
著者
関本 理佳 村山 浩 上野 晴樹
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.207-208, 1991-02-25

現在のプログラミング環境ではプログラム理解の能力を持たないので,プログラムを作成しても文法チェックしかしてくれず,またそれも分かりにくいメッセージであることが多い。まして簡単な論理ミスばかりでなくスペルミスさえも補正してくれない。これらは全てプログラマの負担となっている。人間のチュータがミスを含んだプログラムを読む時は,ミスの原因や訂正の方法を同定することが出来る。そこで我々は,人間のチュータの役割をコンピュータが代行するような教育向き知的プログラミング支援環境の開発を行っている。本稿では,実験に基づく論理エラーの分類と意図理解への応用について述べる。