著者
宗 祐人 小山 洋一 中林 正一 八尾 恒良 佐々木 悠 池田 稔 二宮 健
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.79, no.8, pp.1083-1084, 1990-08-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
3

多くの内分泌疾患が受容体異常症の概念で捉えられ注目されている.症例は20才男子.著明な女性化乳房,尿道下裂手術既往,染色体46XY,血中テストステロン, 5αジヒドロテストステロン,エストラジオール高値, LH・RH負荷正常,睾丸生検組織像などよりアンドロゲン不応症のReifenstein症候群と考えられた1例を報告した.本症の本邦報告例は十数例を認めるに過ぎない.
著者
林 正一 佐藤 久志 秋山 敏弘
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.67-70, 1977

水平台にある金具によって保持されている回転軸の周りに棒が鉛直面内で回転できる装置を用いて実験した.鉛直線と約60°の角度に傾けられた棒が倒れる状況の加多重写真(25〜30c/s)を撮って,棒倒しの運動を観察した.棒の写真上の像の位置の変化からその運動を解析して,それは等角加速度の運動であることを知った.写真レンズの等角写像の特性によって,実像の棒は等角加速度運動で表現される動きを呈していると考えられた.他方,初めの傾き角が60°を超えると,棒の運動は上記の振舞を示すそれで近似されることが運動方程式を用いて確かめられた.また,この場合,棒が倒れるまでに要した時間が意外に短いことにも言及した.