著者
林 青司
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.78, no.7, pp.419-421, 2023-07-05 (Released:2023-07-05)

PTEPの最近の注目論文から
著者
林 青司
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.157-176, 1982-11-20

重いディラック・フェルミオン及び重いマヨラナニュートリノの低エネルギーでのクォーク・フレーバー及びレプトンフレーバー非保存希少過程に於ける効果を調べる。従来行われて来た,フェルミオン質量がm_F≪M_<WL>と見なせる場合の近似的表式に基づく遷移確率の計算は意味を成さない為,全てのm_Fの値について成立する正確な表式を導出する。この表式による遷移確率の理論値を実験値と比較する事により,未解決の問題:tクォーク質量の大きさ,ニュートリノ質量のタイプ(マヨラナ or ディラック),左右対称性の自発的破れの程度(M_<WR>の大きさ)等,に対し重要な手がかりが得られる事を示す。
著者
清水 韶光 日笠 健一 林 青司 萩原 薫
出版者
高エネルギー物理学研究所
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1988

1.弱電統一理論による輻射補正の計算が完成され、その総合報告が、Prog.Theor.Phys.誌に掲載された。2.弱電統一理論及び量子色力学のあらゆる反応の散乱振幅及び断面積を自動的に計算するコンピュ-タ-プログラムが完成され、その成果を国際会議に於いて報告、又、論文として発表した。3.本研究の最も重要な成果の一つである、量子色力学にもとずく、ジェット生成法の解説を現在準備している。これは今後のトリスタン実験に於いて最も重要な分野となるからである。4.トリスタン及びLEP領域におけるe^ーe^+消滅断面積に対する量子色力学による高次補正項の、定量的な解析を行なった。5.B中間子の準レプトン崩壊過程をモデルを用いて解析し、小林一益川の行列要素測定に含まれる誤差を評価した。6.トッポニウム等のカラ-自由度を持った粒子の束縛状態が生成される断面積を一般的に考察した。7.超対称性理論に現われるトップクォ-クのスカラ-対が、トリスタン領域で生成される可能性を考察した。8.トリスタン領域ではわずかに大きなハドロン生成比、LEP領域ではわずかに大きなZの崩壊比が観測されているが、これらが超対称性粒子による輻射補正の効果である可能性を考察した。