著者
谷村 省吾
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.85, no.1, pp.1-89, 1992-04-20

量子力学系の断熱変化に伴う位相因子-Berryの位相というものがある.それは断熱変化ののちに量子系が元の状態に戻っても,元に戻らない余分な位相因子である.これに似た現象が古典力学にもある.自力で変形可能な,宙に浮いた物体-例えば猫,名前はTomとい-は,変形して元の形に戻っても,その向きは元通りにならない,つまり宙返りすることがある.これらの現象はともに接続の微分幾何の言葉で捉えられることを解説する.また,接続の微分幾何はゲージ理論の一側面を担っているが,この幾何学の観点から見るとき,量子系・古典系・ゲージ理論に多くの類似点・対応物があることがわかる.これらの点について一般的に考察する.最後に具体例を構成する.とくにその例の中で,複素射影空間P^2(C)上の新しい型のインスタントン的な接続を示す.
著者
高橋 康
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.114, no.6, pp.35-48, 2007-03-20
著者
大貫 義郎
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.82, no.6, pp.503-547, 1991-03-20
被引用文献数
1
著者
西島 和彦
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.49-56, 1949-10-15

普通の場の理論に於て最も一般的なエネルギー運動量の保存法則は超多時間理論に於てもやはり成立する.この論文の内容はInteraction Haniltonian densiatyの一般型を定め,次にその結果を用いて保存法則を証明する.ここで用いられる主要な原理は近接作用の原理である.この原理は現在の段階の場の理論の最も本質的な性格を表わしている.
著者
橋本 幸士
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.94, no.5, pp.75-116, 1997-02-20

過去一年半の間において超弦理論の非摂動的性質は飛躍的に理解が進んだ。ここではD-brane、特にtype II超弦理論の強結合と11次元(M-theory)、12次元(F-theory)の関係についてreviewを行なう。
著者
片山 泰久
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.738-744, 1965-08-20

Heisenbergの非線型場の理論についての紹介は、私自身も何度かやらされましたし、また、林さん、喜多さんなどの紹介もありますので、ここでは詳しいことを除いて、どこに問題点があるかを骨組みだけ示すことにとどめます。