著者
西野 嘉章 森 洋久 Osawa Kei
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2020-04-01

戦後日本の美術出版を牽引した美術出版社の写真ネガフィルム・コレクションが東京大学総合研究博物館に寄贈された。18万カットにおよぶこのコレクションを広く共有すべく、美術史学の方法、情報工学の技術そして大学博物館のリソースを最大限に活かして全点の修復・デジタル化・データベース化を行う。本コレクションの記載および比較研究を進め、戦後日本美術史の基礎資料を拡充し、方法論的刷新を促す。国内外の主要研究機関と連携し、美術出版アーカイブによる近現代美術史学の新たな方法論を模索するのと同時に、本コレクションを世界の現代美術史の基礎資料体に組み込むように働きかける。
著者
米田 穣 阿部 彩子 小口 高 森 洋久 丸川 雄三 川幡 穂高 横山 祐典 近藤 康久
出版者
東京大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2010-04-01

本研究では、全球大気・海洋モデルによって古気候分布を復元し、旧人と新人の分布変動と比較検討することで、気候変動が交替劇に及ぼした影響を検証した。そのため、既報の理化学年代を集成して、前処理や測定法による信頼性評価を行い、系統的なずれを補正して年代を再評価した。この補正年代から、欧州における旧人絶滅年代が4.2万年であり、新人の到達(4.7万年前)とは直接対応しないと分かった。学習仮説が予測する新人の高い個体学習能力が、気候回復にともなう好適地への再拡散で有利に働き、旧人のニッチが奪われたものと考えられる。