著者
櫻澤 誠
出版者
大阪教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

まず2020年度(1年目)前半は、沖縄・東京を中心とした広範な史料収集に注力する。そのうえで、以降も史料収集は継続しつつ、2020年度(1年目)後半から2021年度(2年目)には「①沖縄県設置(1879年)から尚泰死去・首里での葬儀(1901年)まで」の検討を行う。続いて、2022年度(3年目)には「②尚典への代替わり(1901年)から沖縄戦(1945年)まで」の検討を行う。さらに、2023年度(4年目)には「③敗戦・占領(1945年)から日本への復帰(1972年)まで」の検討および本研究全体をまとめる作業を行う。
著者
齋木 喜美子 船寄 俊雄 真栄平 房昭 森田 満夫 正置 友子 高橋 正教 大澤 研一 櫻澤 誠
出版者
福山市立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

4年間の研究成果は以下の通りである。1.伊波常雄教育関係資料を保管するうるま市石川歴史民俗資料館と共同して資料を整理し、同資料の目録とCD-ROMを作成・発行した。2.戦後沖縄、とりわけ占領期の沖縄教育の実態と課題について研究を深め、研究メンバーがそれぞれ成果を発表した。また、各自の研究論文とシンポジウムの記録、聞き取り調査の内容などをまとめ、最終年度に研究成果報告書として刊行することができた。3.最終年度に、うるま市石川歴史民俗資料館とうるま市教育委員会の協力を得て資料展示会とシンポジウムを開催し、地元メディアにも大きく取り上げられた。4.伊波常雄教育関係資料リスト、検索用CD-ROM、研究成果報告書を国内外の主要な図書館や研究機関に送付し、一般にも研究成果を発信できた。以上、今後の占領期教育実践研究進展のための基盤づくりができたことを踏まえ、当初の計画通りの成果を上げられたものと考える。