著者
安齋 圭祐 日野 孝則 山内 豊 水野 滋也
出版者
公益社団法人 日本船舶海洋工学会
雑誌
日本船舶海洋工学会論文集 (ISSN:18803717)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.1-12, 2022 (Released:2022-09-07)
参考文献数
22

This paper describes the hull form optimization method of an icebreaker. In this optimization method, hull forms are generated by the original method we develop. The objective functions to be minimized are ice resistance in level ice and wave making resistance in open water. A multi-objective genetic algorithm is adopted as a numerical optimizer. We optimize a hull form which has the same hull form parameters as the preliminarily designed hull form for an application example. The optimization result provides many hull forms which have different balances of both objective functions as the Pareto solutions. It is found that some hull forms have better performance both in ice and open water conditions than the preliminarily designed hull form. We can develop an icebreaker hull form efficiently using the present optimization method.
著者
石川 清一 岩本 真帆 正田 健 加藤 達洋 岩崎 良和 宮本 俊八 赤井 祐一 佐藤 秀樹 蓮沼 理 水野 滋章 加藤 公敏 森山 光彦
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.98-99, 2008-06-15 (Released:2013-08-02)
参考文献数
4
被引用文献数
1

症例は70歳男性。癒着性腸閉塞にて癒着剥離術を施行したが,退院約1カ月後より腹痛,下血を認め再入院となった。大腸内視鏡検査,サイトメガロウイルス抗原検査よりサイトメガロウイルス腸炎を合併した潰瘍性大腸炎と診断した。UCの経過中やステロイド投与例においてCMV腸炎の合併を認める報告はあるが,本症例のように明らかな免疫不全患者ではなくステロイド投与歴もない初発のUC患者の合併は稀であるため報告した。
著者
小林 絢三 北野 厚生 山口 勝治 水野 滋 溝口 靖紘
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.195-202,257, 1976 (Released:2009-06-05)
参考文献数
38

X線,内視鏡ならびに生検により診断し得た潰瘍性大腸炎15例,大腸結核3例,ンクロー病4例.ベーチエット病1例,計23例を対象として,主として細胞性免疫の立場から検討を加えた。潰瘍性大腸炎においてはT-cell populationはもとよりその機能も対照群より低下し,T-cell系の障害を支持する成績を得た。病期による差ではT-cell機能は活動期では非常にぱらつきがあり,免疫学的に不安定であることを示すが寛解期に入ると,その分布の巾が狭くなり病態として落着いた状態となると考えられる。これに対し,大腸粘膜なちびに菌抗原に対しては陽性を示すものが多いことが特徴づけられる。クローン病においては病巣は小腸にみられたが,全例T-cell系の障害を示し,その程度は潰瘍性大腸炎におけるそれよりも強かった。また,大腸結核症全例にPHA responseが高い結果が得られた。

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著者
水野 滋
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.780, pp.4-6, 2014-03