著者
川井 美佳 池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.13-20, 1995-03-25 (Released:2017-06-16)
参考文献数
6
被引用文献数
23
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.A31-A41, 1978

Representative foods and dishes in particular regions were studied. Images of above foods were analyzed and measured by semantic differential method. Semantic profiles of certain foods represent characteristics of food to considerable extent. Among representative foods in particular regions, three higher value foods in each item are expressed as follows; sushi, corn, chawanmushi are those of "appetizing" milk, beefsteak, butter are those of "nutritious", sushi, cake, beefsteak are those of "satisfactory" cake, cherry, sushi are those of "well-shaped", cherry, cake, salad are those of "pretty color", peach, cake, chawanmushi are those of ^'pleasant to the palat", unshu orange, pineapple, peach are those of "flavorous", cake, sushi, peach are those of "tasty", chawanmushi, sushi, cherry are those of "favorable impression", beefsteak, sushi, beef are those of "high-grade" and sushi, peach, cake are those of "liked", respectively. On the other hand, three lower value foods in each items are represented as follows; soy sauce, miso, buckwheat noodle are those of "unappetizing",coffee, tsukemono, tea are those of "lessnutritious", soy sauce, miso, purple laver are those of "unsatisfactory", octopus, soy sauce, miso are those of "ill-shaped", miso, natto, octopus are those of "dirty color", miso, soy sauce, octopus are those of "unpleasant to the palate", octopus, natto, tofu are those of "bad smelled", soy sauce, cheese, macaroni are those of "untasty" octopus, soy sauce, miso are those of "unfavorable impression", natto, potato, buckwheat noodle are those of "low-grade" and soybean, soy sauce, cheese are those of ''disliked", respectively. Means of profiles exist between 1.780 and 0.009. Twelve higher mean foods, i.e., twenty present of all foods are sushi, peach, cake, chawanmushi, salad, beefsteak, unshu orange, cherry, gratin, corn, grape and apple in the decreasing order. Opposite twelve lower mean foods are ^oy sauce, miso, octopus, buckwheat noodle, natto, soybean, macaroni, tangle, fish, tsukemono, azuki and potato in the same order. Remains, viz., sixty percent of all foods are represented between 0.600 and 1.300. Foods which have means between above numbers are regarded as common foods concerning semantic profiles.
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.7-16, 2014-03-31 (Released:2017-06-16)
参考文献数
8

日本人の姓の中で、数字を用いる姓について分析した。十種の数字のうち、三及び四に関する姓について調べた。文字の別による姓の種類は三に関する姓では文字別827姓、訓み別1,373姓であり、四では文字別213姓、訓み別425姓である。両者の合計は文字別で1,040姓であり、訓みの違いによる数は1,798姓であった。姓の内、特別な訓みをするものについてはその謂われを分析した。
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.37-52, 1994-03-25 (Released:2017-06-15)
参考文献数
12
被引用文献数
12
著者
松浦 美由紀 池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.A61-A70, 1993-03-25 (Released:2017-06-15)
参考文献数
14
被引用文献数
15
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.1-12, 1998-03-25 (Released:2017-06-16)
参考文献数
22
被引用文献数
10
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.1-11, 1997-03-25 (Released:2017-06-16)
参考文献数
21
被引用文献数
11
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
no.49, pp.11-20, 2012-03-31

生命科学で使用される学術語の内、語源がギリシャ語と認められる語を抽出し、語の由来とその意味を示した。猶、各用語は生命科学領域の専門用語なので、学術語に関する生命科学領域における説明を加えている。用語の関連語についても語源を調べた。 本報では生命科学用語86語について語源を記している。

1 0 0 0 OA 食物文化考

著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.A11-A27, 1987-03-25 (Released:2017-06-13)
参考文献数
13
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.1-16, 2005-03-31 (Released:2017-06-16)
参考文献数
8
被引用文献数
1

万葉集は我国最古の歌集であり、全20巻には4,500余りの歌が集められている。万葉集に用いられている語彙は延べ50,070であり、異なり語彙では述べ6,505語である。この数は源氏物語の総語彙数207,808語、異なり語11,423語に及ばないが、枕草子の総語彙32,906語、異なり語数5,247語よりは多い。万葉集に用いられている語の中で、興味を引かれた幾つかの語彙について調べてみたので報告する。
著者
池添 博彦 向田 千鶴子 井上 輝子 沼田 和枝
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.A1-A41, 1972-03-25

1.材料食品に重点をおいて,嗜好調査を行ない,年令および性別による嗜好尺度の違いを調べた。2.調査食品185種の各年代別の平均値は3.8から4.1の間で,対象者全体の嗜好尺度は平均値3.9±1.4であった。3.好まれる食品としては,男女共に,鮭 エビ,ミカン,イチゴ,パイナップル,ブドー,リンゴ,ナシ,モモ,カキ,クリ,スイカ,ノリ,いなり寿司,すきやきが挙げられた。女性では力二,アイスクリーム,ラーメン,トーモロコン,夏ミカン,ビワ,シイタケ,シュークリーム,チョコレートが好まれ,男性では,豚肉,タコ,バター,味噌汁,八宝菜が特に好まれる食品であった。4.嫌われる食品としては,男女共に,脂肉,ベーコン,キャビア,ラードがあり,女性では,キューリ(魚),サツマアゲ,ウイスキー,酒 ビールが,男性では,チクワ,ヒラメ,カマボコ,高野豆腐,煮豆,アンズ,サトイモが挙げられた。5.嗜好度合の類似性では,男女間では,3O代および40代がかなり高く,15才以下では低くなっていた。また,年令の差が大きくなるに従って,類似性は低くなった。
著者
吉田 優子 池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.55-88, 1992-03-25

1.新聞に認められる食物語彙について分析した。2.新聞は、3月および10月期に刊行された地方紙を用いた。3.新聞の総頁数は1,444頁で、記事は768項、広告は、676頁である。4.食物語彙の種類は、全体で718種であり、頻度数は5,699である。5.記事欄の食物語彙は585種、頻度数4,120回であり、広告欄の食物語彙は275種、頻度数1,579回である。6.穀物では、'米'、'パン'、'パン粉'が主な食物語彙で、記事欄では'米'が'パン'の4倍であり、広告欄では'パン粉'、'食パン'、'パン'が主で、'米'の8倍である。穀物全体では、米に関する語がパソに関する語より1.5倍と多い。7.芋類では、'ジャガイモ'が主で、'サツマイモ'より'長芋'、'里芋'の方が頻度は大きい。8.野菜では、緑黄野菜で'ニソジン'、'トマト'、'ホウレン草'が、淡色野菜で'ダイコン'、'玉ネギ'、'ゴボウ'、'長ネギ'が大きく、3月期に較べて10月期では'カボチャ'と'ゴボウ'の頻度がかなり大きい。'キュウリ'、'キャベツ'、'ハクサイ'、'レタス'の頻度は10月に多い。9.果実では、'リソゴ'、'ミカン'、'バナナ'、'レモン'、'イチゴ'が多く、10月期より3月期で'リンゴ'と'バナナ'が大きいが、10月期の方が語彙の種類は多い。'パイナップル'は広告欄で多い。10.豆では、'大豆'、'小豆'、'ミソ'が多く、記事欄で'大豆'と'小豆'、広告欄で'ミソ'が大きい。11.種実では、語彙の種類は少なく、'アーモンド'が主である。12.藻類では、'焼ノリ'、'ノリ'、'味付ノリ'等のノリに関する語が広告欄に庄倒的に多く、記事欄では、'ワカメ'、'コンブ'が主に認められる。13.茸では、語彙の種類は少なく、'シイタケ'、'生シイタケ'、'干シイタケ'が主である。14.魚介では、語彙の種類が124、頻度1,106と食品群で一番多い。'鮭'、'鱒'、'ホッケ'、'カレイ'、'ヒラメ'が多く、特に'鮭'と'鱒'で2割を占めている。広告欄では'フグ'と'アンコウ'が主である。水産動物では、'ホタテ'、'タコ'、'カキ'、'イカ'が多い。15.獣鳥肉では、'牛肉'、'豚'、'和牛'、'肉'、'牛'、'乳牛'が多い。広告欄での'豚'と'牛'の量はほぼ同じである。16.卵では'鶏卵'が主である。17.乳・乳製品では、'牛乳'、'チーズ'、'バター'が主な語彙で、3月期より10月期で、広告欄より記事欄に'バター'が多い。'チーズ'の他'ゴーダ'、'カマンベール'、'チェダー'、'クリーム'、'エダム'等のチーズの種類名が認められる。18.糖では'糖'、'砂糖'が主で、広告欄ては'テンサイ糖'、'オリゴ糖'が多い。19.油脂では、'油'、'サラダ油'が主である。20.調味料では、記事欄で'塩'と'醤油'が、広告欄で'ミソ'と'酢'が多い。香辛料では'コショウ'が主である。21.添加物では広告欄に'カルシウム'と'香料'が多い。22.嗜好品では、アルコール飲料で'ビール'、'酒'、'ワイン'の頻度が大きい。'ウイスキー'は広告欄に多く認められる。茶類ては'煎茶'、'コーヒー'、'茶'が多く'煎茶'、'玉露'、'茶'は広告欄に多く認められる。その他の嗜好飲料では'カルピス'と'ジュース'が主である。23.菓子では'ホワイトチョコレート'、'チョコレート'、'ミルクキャラメル'の頻度が大きく、いずれも広告欄に多く認められる。24.調理加工品では、語彙の種類は多いが、個々の頻度は少なく、'漬物'、'ピザ'、'スシ'が僅かに大きい。
著者
池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
no.48, pp.121-134, 2011-03-31

北海道の方言の内、十勝地方で用いられる語彙について調べた。語彙の抽出は十勝出身の郷土作家による小説『人間の土地』および『十勝平野』を原資料として用いた。特にアイヌ語からの借用語は主として後者より選んだ。主要な語彙の年代別使用状況では、年齢が低くなると共に使用度合および理解度が少なくなっている。
著者
山下 昭 池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.A1-A10, 1974-03-25

1.年令および性の違いによる対象を区分し,その各々の対象群における,食品の嗜好尺度値を求めた。2.肉および乳製品類については,男性の嗜好が高く,果実類,芋類では,女性の嗜好が高い,ラーメソ,カレーライス,サンドイッチは若い人で,また赤飯,ミソ汁,餅は年令の上の人でそれぞれ嗜好が高い。3.好まれる食品は果実類の嗜好度が大きく,中でもミカソが最も大きい。女性ではシイタケ,サラダ,エビ,男性ではサシミ,バターの度合が大きい。食品の好みは,年令の若い人および女性でその度合が大きい。4.嗜好度の低い食品としては,女性で脂肉,ウイスキー,馬肉,男性でキャビア,ユバ,ラード等があり,食品を嫌う度合は,年令の若い者のグループおよび男性で若干大きい。5.嗜好の面から食品を捉えるとミカン,イチゴ,モモ等の果実類は女性に特に好まれる食品,であり,男性ではスジコ,サシミ,ビール,ミソ汁,すき焼が特に好まれる食品である。若い人および女性では,年令の上の人および男性に較べて,好および嫌嗜好係数がかなり高く嗜好の巾が大きい。