著者
田中 守 進藤 宗洋 田中 宏暁 檜垣 靖樹 明石 光史
出版者
福岡大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

コンタクトスポーツとりわけボールゲームにおける筋損傷とゲーム中の活動量や活動特性および無気的パワー・筋力の間欠的発揮能力との関係を検討した。ラグビー競技、ハンドボール競技、サッカー競技のいずれにおいても、試合後の筋損傷は試合中の活動量が多くまた貢献度の大きい選手ほど大きくなる結果を得た。また、間欠的スプリント走での速度低下が少ない選手は試合での活動量と貢献度ともに高く、筋損傷も大きい結果となった。さらに、ボディコンタクトを入れた間欠走では、有酸素性持久力に加え筋力の重要性が示唆された。
著者
舟橋 整 赤毛 義実 竹山 廣光 毛利 紀章 若杉 健弘 寺西 太 早川 哲史 福井 拓治 田中 守嗣 真辺 忠夫
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.34, no.11, pp.1601-1605, 2001-11-01
参考文献数
9

切除不能進行胃癌に対し腹腔動注併用化学療法が奏功した症例を経験したので報告する.症例は59歳の男性.上腹部痛を主訴に来院し, 上部消化管内視鏡検査にてBorrmann IV型胃癌を指摘された.1999年6月手術施行するもT4, N3, P1, H0, M1, CY1:stage IVのため試験開腹とし, 左右横隔膜下にリザーバーを留置してmodified low doseCDDP+5FU regimenにて化学療法を施行した.9月にTh9/10のレベルでAorta内に動注用リザーバーを留置し, 以後外来通院にて腹腔動注併用化学療法を施行した.2000年4月食思不振にて再入院するまでQOLを損なうことなく外来通院にて腹腔動注併用化学療法が施行できた.