著者
田崎 明 巨瀬 勝美 拝師 智之
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
年次学術大会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.14, pp.59-63, 1999-11-01

筑波大学・物理工学系・巨瀬^^<こせ>研究室で研究開発されたMRI(磁気共鳴影像法)の計測技術を基に、大学院生の拝師^^<はいし>がベンチャー会社であるエム・アール・テクノロジーを起こした。これは筑波地区におけるTLOのモデル・ケースとして実験的に進めてきたものである。技術移転を世話した筑波リエゾン研究所は、この実験の途中でTLOとしての承認を得ている。今回の報告は技術移転に携わった3名の連名であるが、田崎が全体の意見をまとめて"ベンチャー作り実験"の経過報告を行う。特に、技術移転によってベンチャー企業を起こす際の参考になると思われる事項や、当事者達の気持ちを記録して、今後の参考として残すことにした。報告は基礎となった技術(内容は場違いではあるが、実験モデルの設定としては避けて通れない)、研究から企業化を考える過程、具体化に際しての問題、今後の課題など項目に分けて報告する。
著者
田崎 明 喜多 英治 大塚 仁也
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.125-132, 1975-05-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
12
被引用文献数
2 3

In the last decade, SQUID "Superconducting Quantum Interference Device" has been developed in low temperature physics area. The SQUID is a device to which quantum effect in superconductivity is applied, and is used as a high sensitive magnetometer, low level current detector etc.. In this report, basic concepts and applications of this device are reviewed, and then our development on this device for biological measurements is presented. Possibilities of kinetic measurements of some reaction systems are also discussed.