著者
藤巻 健史 常見 陽平 白河 桃子
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.338, pp.26-29, 2011-01

──今回、『日経マネー』は「財活」を提唱します。次ページの表にあるように、昔は周囲の支援で就職や結婚でき、まじめに働けば給料は上がり、老後は公的年金や企業年金で安泰でした。今はそうではありません。社会が変化する中で就職や結婚について自発的に動く人が増えていますが、就活・婚活層の財活への意識はどうでしょうか。常見(就活のプロ) 就活学生は多様化しています。
著者
城島 博宣 白河 桃子 幸田 達郎 城 佳子
出版者
文教大学
雑誌
生活科学研究 (ISSN:02852454)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.149-158, 2012-03

近年の日本における社会問題の一つに少子化の問題がある。少子化の一因として、女性の非婚化や晩婚化の問題がしばしば取り上げられる。女性の非婚化や晩婚化が進んでいる背景には、女性のライフスタイルが多様化した事が考えられる。 そこで本研究では、女性から結婚観やジェンダー観、職業観に関してアンケート調査を行い、女性の結婚観や職業観、そこにズレが生じているかを調査することを目的とした。その結果、本研究の調査対象となった28%の女子大学生が、結婚観や職業観の間にズレが生じている事が明らかになった。また、本研究の調査対象となった女子大学生の望むライフコースは、ゆるく働き続けつつ、早期に結婚し、出産するということ、もしくは子育て期間中は一時的に家庭に入り、子育て後にパートなどで復帰するという事が明らかになった。今後はさらに多くの大学や学年において調査を行い、検討を進めていく必要があるだろう。