著者
石原 あえか
出版者
日本シェリング協会
雑誌
シェリング年報 (ISSN:09194622)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.84-95, 2017 (Released:2019-08-06)

In der vorliegenden Arbeit wird ein Versuch unternommen, die interessanten Verhältnisse zwischen drei Personen zu rekonstruieren: Goethe (1749-1832), Schelling (1775-1854) und dessen erster Frau Caroline (1763-1809), die damals aber noch die Ehefrau von A.W. Schlegel war. Zunächst wird das Leben von Caroline skizziert und ein Überblick über die Forschungsgeschichte gegeben. Dann wird dargestellt, wie die drei sich näher kennen lernten: Schiller machte z.B. Schelling mit Goethe bekannt. Bedeutungsvoll ist die sogenannte Affäre in Bad Bocklet (1800). Schelling als Anhänger der Reiztherapie von John Brown (1735-88) behandelte selbst Carolines erkrankte Tochter Auguste, die jedoch an der Ruhr starb. Während Caroline einerseits versuchte, dem dadurch in Misskredit geratenen Schelling gegenüber Distanz zu wahren, bat sie andererseits Goethe darum, sich für ihren Geliebten einzusetzen. Goethe kümmerte sich tatsächlich um Schelling und heimlich auch um ihre Scheidung von A. W. Schlegel. In der Jenaer Zeit hatten Goethe und Schelling einander beeinflusst. Mit einigen Beispielen wird zum Schluss versucht, diese produktivste Zeit für Schelling darzustellen.
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.39, pp.1-14, 2004

1. Einleitung: Die Pocken2. Pocken als gefahrliche Krankheit und Goethes Schilderung in Dichtung und Wahrheit3. Hufeland, Stark I. und die Pockenepidemie in Weimar 17884. Jenner und die neue Impfmethode Vakzination5. Die Schutzimpfung in Deutschland und Goethes Gesprach daruber mit Vogel
著者
石原 あえか
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.80, no.5, pp.425-430, 2018

(1)フランクフルト大学皮膚科学教室の歴史<br>(2)バレッタのムラージュ<br>(3)フランクフルト大学所蔵の珍しいムラージュ<br>(4)梅毒特効薬「サルバルサン」パウル・エールリッヒと秦佐八郎<br>(5)ユダヤ系皮膚科医たちの消息 へルクスハイマーの最期とガンスの復帰
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶應義塾大学日吉紀要. ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.49, pp.75-101, 2012

1. Einleitung: Ôgai MORI und Shibasaburô KITASATO2. Die Tradition der Medizinerinnen in Japan3. Mizuko TAKAHASHI大谷弘道教授退職記念号 = Sonderheft für Prof. Kodo OTANI
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要. ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.50, pp.27-45, 2013

八木輝明教授退職記念号 = Sonderheft für Prof. Teruaki YAGI1. はじめに 美食家ゲーテ2. ホット・チョコレートの甘い誘惑3. 切実で真面目な話題 詩人の家計簿4. 愛する女性達へ, 旬の食材にカードを添えて 白アスパラ5. お気に入りの珍味 アーティチョーク6. 結びにかえて ワインをめぐるゲーテの楽しい失敗談
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.37, pp.1-24, 2003

1. はじめに 「ホムンクルス」の製造法2. ゲーテのホムンクルス—その1:「実験室」の場面—(1) 錬金術と化学のはざまで(2) ゲーテのホムンクルスとヴェーラーによる尿素の有機合成3. 人造人間制作者の系譜—ギリシア神話から天才職人ヴォーカンソンまで—4. 現代のプロメテウス(1) プロメテウス伝説とゲーテの散文詩『プロメテウス』(2) メアリー・シェリー:『フランケンシュタイン 現代のプロメテウス』(3)「産む男」 女性の出産に対する憧れと嫉妬 ( ? )5. ゲーテのホムンクルス—その2:「実験室」の続きとしての「海の祝祭」—6. 現代ドイツ文学におけるホムンクルス・モティーフ(1) ロベルト・ハマーリンクの叙事詩『ホムンクルス』(1888)(2) シャルロッテ・ケルナーの児童文学作品『1999年に生まれて』7. まとめ ゲーテのバランス感覚—良心と好奇心—
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶應義塾大学日吉紀要. ドイツ語学・文学
巻号頁・発行日
no.37, pp.1-23, 2003 (Released:2003-00-00)

1. はじめに 「ホムンクルス」の製造法2. ゲーテのホムンクルス—その1:「実験室」の場面—(1) 錬金術と化学のはざまで(2) ゲーテのホムンクルスとヴェーラーによる尿素の有機合成3. 人造人間制作者の系譜—ギリシア神話から天才職人ヴォーカンソンまで—4. 現代のプロメテウス(1) プロメテウス伝説とゲーテの散文詩『プロメテウス』(2) メアリー・シェリー:『フランケンシュタイン 現代のプロメテウス』(3)「産む男」 女性の出産に対する憧れと嫉妬 ( ? )5. ゲーテのホムンクルス—その2:「実験室」の続きとしての「海の祝祭」—6. 現代ドイツ文学におけるホムンクルス・モティーフ(1) ロベルト・ハマーリンクの叙事詩『ホムンクルス』(1888)(2) シャルロッテ・ケルナーの児童文学作品『1999年に生まれて』7. まとめ ゲーテのバランス感覚—良心と好奇心—
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.33, pp.1-28, 2001

はじめに1.ゲーテと天文学ゆかりの地 (1) ゴータ (2) イェーナとヴァイマール2.月火山と月人3.隕石あるいは火球4.彗星5.イェーナ天文台監督官としてのゲーテ6.まとめ・ゲーテの天文学受容とその限界
著者
石原 あえか
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学 (ISSN:09117202)
巻号頁・発行日
no.45, pp.1-18, 2009

挿図削除1. はじめに : 地球温暖化と極地2. ゲーテの「気象的自我」形成とヨーロッパの「小氷期」3. フリードリヒの絵画『氷海』 : 前進する氷河と北極4. 北極探検家フランクリンとナドルニーの小説『スローテンポの発見』5. ランスマイアーの冒険小説『氷と闇の恐怖』6. 結びにかえて : 立松和平の『南極にいった男』と開かれた北西航路