著者
砂山 稔
出版者
岩手大学人文社会科学部
雑誌
東洋の愛の詩・西洋の愛の詩の諸相に関する研究
巻号頁・発行日
pp.111-131, 1988-01-01

昭和62年度教育研究学内特別経費研究報告
著者
砂山 稔 SUNAYAMA Minoru
出版者
岩手大学人文社会科学
雑誌
言語と文化・文学の諸相
巻号頁・発行日
pp.243-262, 2008-03-21

李白が意識的に把持した復古調の道教思想は、唐代に流行した現代的な道教思想と対抗しつつ、謂わば原道教として、現実との微妙なバランスの下に現前している。これが特徴であろう。その詩が人事と自然とのあざといまでの微妙なバランスの上に成立しているように。
著者
砂山 稔
出版者
岩手大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

研究成果としては、李白の女性観を考察した論文と、李白と白居易の詩の日本文学への影響を考察した論文を発表した。李白と白居易は、また、『荘子』の思想から大きな影響を受けていることは周知の通りであるが、この『荘子』に関する著作の書評と、タオイズム、即ち道教の世界に関する著作の書評を公刊した。また、現在、白居易と李白の道教思想と鶴に関する論文、白居易の道教思想全般を見渡した論文の草稿を執筆しているところである。