著者
神屋 郁子 谷崎 文義 下川 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.351, pp.33-37, 2009-12-11
参考文献数
7

広域負荷分散技術として、DNSを用いたリクエストナビゲーションがある。DNSのキャッシュ機能は、リクエストナビゲーションにも影響を与える。DNSの仕様上はTTLを0にすることでキャッシュ機能を無効にすることができる。しかし、TTLを0にしても、クライアントはキャッシュの影響を受け、登録されていない古いサーバへとアクセスをすることがある。そこで、本論文では、DNSの持つキャッシュ機能がクライアントへどのような影響を与えているかを調査した。
著者
桧室 和馬 神屋 郁子 下川 俊彦
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.551, 2015

近年、様々な場所で無線LANが普及してきている。同時に無線LANへの脅威として無線LANへのただ乗りや不正アクセスポイントが存在する。対策として、アクセスポイントの通信暗号化などがあるが、これらの機能では不十分である。その中でも特に、脅威発生の検知および検知後の対処方法が存在しないことである。 本研究の目的は、家庭内無線LANにおける「無線LANただ乗りおよび不正アクセスポイント」への対策である。本研究では脅威への検知手法・検知後の対策手法について提案する。検知手法としてホワイトリストを利用する。検知後は、ただ乗デバイスや不正アクセスポイントとの通信を遮断させることを考えている。
著者
神屋 郁子
出版者
九州産業大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2011

クラウドコンピューティングの普及により,計算機システムの処理能力を向上することが可能となった.しかし,クラウドコンピューティングを利用して向上可能なのは計算能力など局所的な処理能力のみであり,ネットワーク性能の向上は困難である.本研究では,複数のクラウドを組み合わせて利用可能な,サーバ広域分散配置システムを提案する.これによりネットワーク性能の向上を実現する.本研究では複数のクラウドにまたがるオートスケール機能を実現する.サーバの増設時期およびサーバの増設場所は,本研究で提案するクラウド選択ポリシーに基づき決定する.