著者
秋山 広美 小松 孝徳 清河 幸子
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2011-HCI-142, no.23, pp.1-7, 2011-03-10

ユーザの発するオノマトペには 「何かを表現したいがうまく言語化して表現できないモヤモヤとした印象」 が込められていると言われている.すなわち,オノマトペを入力として扱えるシステムを開発することは,そのようなモヤモヤとした意図を直接的に扱えるため,ユーザの認知的な負担の軽減につながると考えられる.そこで,本研究ではこのようなシステムの構築に向けて,オノマトペの印象を客観的手法に基づき数値化する方法を提案することとした.具体的には,ユーザに対する質問し調査の結果をもとに,オノマトペを構成する音の印象を表現する属性の抽出と属性値の設定,およびその属性値を組み合わせることでオノマトペの印象を表現する方法を提案した.
著者
小松 孝徳 秋山 広美 清河 幸子
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第25回全国大会(2011)
巻号頁・発行日
pp.1C2OS4b1, 2011 (Released:2018-07-30)

オノマトペとは擬音語・擬態語などの総称であり,感覚的で直感的な表現を可能とするコトバである.このようなオノマトペに関する特徴的な使用法として,何かを表現したいけれどもうまく言語化して表現できない時に多用してしまうことが挙げられる.そこで筆者らはオノマトペの印象を客観的に数値化することで,ユーザの表現支援を行うシステムが実現できると考えた.本発表では,その数値化方法に関する検討について報告する.
著者
小松 孝徳 秋山 広美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.92, no.11, pp.752-763, 2009-11-01

本研究では,ユーザが何かを表現したいけれどもうまく表現しきれないイメージがオノマトペに込められていると考え,そのオノマトペのイメージを数値化し,それを対象に付与することでオノマトペのイメージを具体化して表現するシステムを開発した.まず,言語とは独立した音響的な特徴から感じるイメージである音象徴に基づき子音や母音など音節の構成要素に対して八次元属性ベクトルを設定し,その要素を組み合わせることでオノマトペ全体の印象を八次元ベクトルとして表現することとした.そして,オノマトペの八次元属性ベクトルとロボットのモーションとの属性を対応づけることにより,ユーザがオノマトペに込めたイメージをロボットのモーションに反映するようなシステムを構築した.実際にシステムを操作した体験者に対して,本システムに関するアンケート調査を行ったところ,「操作が楽しい」「また使いたい」という項目に対して,大多数の体験者から積極的に高い評価を受けていることが明らかになったが,「自分の思ったとおりにロボットが動いた」という項目については,そのような積極的に高い評価を受けていなかったことが明らかになった.この原因としては,ロボットのモーションの動作曲線の形状変化が体験者にとって非常に分かりにくかったことに起因していると考えられ,オノマトペの属性値とロボットのモーションの属性との対応を再検討する必要があると考えられた.
著者
秋山 広美 小松 孝徳 清河 幸子
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21862583)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.23, pp.1-7, 2011-03-10

ユーザの発するオノマトペには 「何かを表現したいがうまく言語化して表現できないモヤモヤとした印象」 が込められていると言われている.すなわち,オノマトペを入力として扱えるシステムを開発することは,そのようなモヤモヤとした意図を直接的に扱えるため,ユーザの認知的な負担の軽減につながると考えられる.そこで,本研究ではこのようなシステムの構築に向けて,オノマトペの印象を客観的手法に基づき数値化する方法を提案することとした.具体的には,ユーザに対する質問し調査の結果をもとに,オノマトペを構成する音の印象を表現する属性の抽出と属性値の設定,およびその属性値を組み合わせることでオノマトペの印象を表現する方法を提案した.Onomatopoeias are usually used in the case that one cannot describe certain phenomena or events literally, and it is said that user' intuitive intentions are embedded in the onomatopoeias. Therefore, an interface system which can utilize the onomatopoeias as input information could comprehend such users' intuitive intentions and would contribute in reducing users' cognitive loads during their interaction with the interface systems. The purpose of this study is then to objectively generalize the onomatopoeic expressions by assigning certain numerical values in each attributes to these expressions to support users' intuitive expressions especially for applying for the interface system.