著者
篠原 誠
出版者
創価大学
雑誌
創価教育研究 (ISSN:13472372)
巻号頁・発行日
pp.57-64, 2002-03
著者
小山 雅紀 篠原 誠 金 貞我 池 受玲 崔 大徹
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 C (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.J105-C, no.9, pp.263-269, 2022-09-01

実装基板配線の多層化と微細化が進む中で,その不良解析技術は非破壊・高精度・高速解析が求められている.配線不良の位置特定技術には,電気-光サンプリング技術を用いた高分解能TDR(Time Domain Reflectometry)法がある.この手法は,立ち上がり時間の短い電気パルス波を不良配線に伝搬させ,不良箇所からの反射波形を高精度で測定する非破壊解析技術である.本実験では,この手法を用いて更に精度の高い位置特定解析を実現させるため,不良配線を構成するビアと複数の異なる層配線の波形伝搬速度を個別に導出した.導出した各部位ごとの伝搬速度と,不良箇所からの反射波の時間を解析することで,数十μmレンジでの非破壊不良箇所特定が可能となった.
著者
篠原 誠
出版者
創価大学
雑誌
創価教育研究 (ISSN:13472372)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.177-184, 2003-03
著者
篠原 誠 降旗 建治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.269, pp.31-36, 2007-10-12

本報告では,外耳道内における,音圧,伝達関数,音響インピーダンス,を計測するため,2マイクロホン法による音響計測システムについて検討している.開発した超小型インテンシティプローブマイクロホンは,3つのマイクロホン間距離が6.3mm,10.4mm,16.7mmおよびプローブの直径が4mmであり,外耳道内の3点における音圧を同時に測定できる.外耳道入口と外耳道内(入口から10.4mm,16.7mmの位置)における音圧を測定した結果に基づき,まず各マイクロホン間の音圧差から伝達関数,伝達関数から鼓膜位置のインピーダンスが計測できること,次に鼓膜位置のインピーダンスから鼓膜位置の音圧を推定できることがわかった.結論として,開発した超小型インテンシティプローブマイクロホンにより,外耳道内の2点で測定した音圧は外耳道内の物理量の測定に適しており,外耳道入口で測定した音圧は耳の形状等による個人差を示す可能性が示唆された.