- 著者
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黒柳 米司
浅野 亮
稲田 十一
小笠原 高雪
金子 芳樹
菊池 努
佐藤 考一
玉木 一徳
吉野 文雄
山田 満
- 出版者
- 大東文化大学
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2007
(1)米国の対ASEAN政策の積極化、(2)中国の存在感の顕著な増幅、(3)日本の存在感の長期的凋落、および(4)「地域としての東アジア」の顕在化などという方向で変容する地域国際環境の下でASEANは、(1)「ASEAN憲章」の採択・発効、(2)インドネシア民主主義の確立などの成熟を示したものの、(3)タイの軍事クーデター、(4)タイ=カンボジア武力衝突、(5)ミャンマー軍政の民主化停滞など、後退局面がこれを上回りつつある。