著者
諏訪 好英 藤井 修二
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.292-305, 2012 (Released:2013-01-18)
参考文献数
45
被引用文献数
1

DSMC (Direct Simulation Monte Carlo) technique is a direct approach to solve the Boltzmann equation. To simulate small scale phenomena of gas mixture close to molecular size, such as behavior of nano-particles, particle formation from gas, etc., DSMC technique was extended to the rarefied gas mixture. This advanced technique was applied to the fundamental problems, such as Rayleigh’s problem, velocity distribution of gas molecules in equilibrium gas mixture, and time-dependent change of distribution of diffused gas molecules. Simulated results using DSMC technique extended to gas mixture showed a good agreement with theories and previous studies. Also, characteristics of Bird-scheme and Nanbu-scheme which have been widely applied to treat collisions between molecules in DSMC method were studied. Finally, a practical problem, the deposition of sputtered molecule, was simulated, and this technique was proved to be a powerful tool for solving this sort of problems.
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.112, pp.61-68, 2006-07-05
被引用文献数
1

人類の文明の中で文字を発明し、それによって知識、情報を伝達し、蓄積するようになったことに伴って、当初、図書館は、書物の形態、価値や利用の仕方などによって、様々な形を辿って発展してきたと考えられる。そして、図書館が「保存」から「閲覧」へと移り変わって行くことで、図書館は、利用者に対して要求された資料、情報を、素早く確実に与えることが不可欠といえる。本研究では、公共図書館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている公的機関が運営している図書館を対象として、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、収蔵図書に対する、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、温湿度管理についての10の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約半年かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。
著者
渡邉 一由 大久保 泰和 田中 毅弘 藁谷 至誠 新井 幸雄 小島 和人 阪田 麻紀 仲井 章一 中村 章 秦 隆人 藤井 修二 松浦 房次郎 森 正夫
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成19年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1175-1178, 2007-08-24 (Released:2017-08-31)

Recently it is discussing largely that it asks such social responsibility about the treatment method and the accident and trouble for Building & building facilities. In this paper, it describes the risk management for building. So it shows the outline of CSR,the risk management methods and the regulation of law. This paper has emphasized the importance of having the risk management for building.
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.31, no.112, pp.61-68, 2006-07-05 (Released:2017-09-05)
参考文献数
9
被引用文献数
1

人類の文明の中で文字を発明し、それによって知識、情報を伝達し、蓄積するようになったことに伴って、当初、図書館は、書物の形態、価値や利用の仕方などによって、様々な形を辿って発展してきたと考えられる。そして、図書館が「保存」から「閲覧」へと移り変わって行くことで、図書館は、利用者に対して要求された資料、情報を、素早く確実に与えることが不可欠といえる。本研究では、公共図書館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている公的機関が運営している図書館を対象として、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、収蔵図書に対する、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、温湿度管理についての10の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約半年かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。
著者
辰巳 安良 田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.264, pp.1-11, 2019

<p>事業継続のベースとなる近未来に向けての現時点での現実的な取り組みを調査し、未来の事業継続マネジメントを取り巻く環境が、どのように整備・改善され、どのようなリスクが残されることになるかを知ることが不可欠といえる。既報第1報では、具体的な検討を行うため、「東京都地域防災計画、震災編」と「都民ファーストでつくる新しい東京」をベースにして市街地の近未来の姿を想定し、近未来において残されている建築・設備を中心としたリスクを抽出し、定性的な分析を行った。そこで、本報第2報では、地域ごとのDCM/BCMに係わるリスクの検討を行う。そのため、具体的な検討を行うため、実態調査を行った大丸有地区、田町駅東口北地区、長岡市中心市街地、柏の葉スマートシティの4つの地区について、第1報の手法に沿って、DCM/BCMにおいて残されたリスクについて、対象とする地域の特性や脅威の種類に応じて検討、考察し、リスクの時代による変化の評価に用いたリスクとその事例を示す。</p>
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.104, pp.11-18, 2005
参考文献数
7
被引用文献数
2

世界中のアーティストの作品・芸術を間近で見たいという願望から生まれた美術館は、その時代のニーズに応えながら施設の形や機能を変化させてきている。本研究では、美術館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている主として公的な施設で運営されている美術館を対象として、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、美術館の特徴ともいえる展示・収蔵品に対する、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、文化財保護の目的による入場制限の実施、照明・空調の配慮、温湿度管理についての15の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約1年間6ヶ月かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。
著者
田中 毅弘 藤井 修二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.97, pp.31-37, 2005
参考文献数
3
被引用文献数
3

博物館は、その時代のニーズに応えながら施設の形や機能を変化させてきた。社会教育の機能とレクリエーション機能とを充実させ、また広範なコミュニケーションの場としての機能も模索しはじめている。本研究では、博物館における設備・維持管理がどのように行われているかについて、47都道府県に設置されている博物館を対象に、設備・維持管理およびそれらに関連した省エネルギー対策、防災・防犯対策、博物館の特徴ともいえる展示・収蔵に関する資料・文化財、くん蒸消毒の頻度・方法、カビ対策、文化財保護の目的による入場制限の実施、照明・空調の配慮、温湿度管理についての15の設問によるアンケート調査を行い、さらにそれらの集計結果を、より信憑性が高い考察を行うため、約1年間かけて調査結果の精査を行った分析結果から、傾向と特徴をまとめた。