著者
川口 輝太 久保 遼馬 藤田 拓也 前田 竜冶 宇津呂 武仁 小林 彰夫 西崎 博光 河田 容英
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:21888779)
巻号頁・発行日
vol.2019-NL-241, no.22, pp.1-9, 2019-08-22

本論文では,テレビドラマ視聴者がドラマ視聴後にウェブ上で行うドラマ関連関心動向 ・感想 ・レビュー類の情報探索過程を支援することを目的として,ブログ ・ドラマ関連サイト等のウェブページからの情報収集 ・集約を行うウェブマイニング技術を提案する.具体的には,本論文では,BERT および Wikipedia を用いて,文単位での当該ドラマ関連判定および主観情報判定を行うとともに,文単位での判定結果に基づいて,ウェブページ単位での当該ドラマ関連判定および主観情報判定を行う手法,および,その評価結果について述べる.
著者
川北 大 飯田 修平 内藤 秋光 藤田 拓也 小瀧 敬久 佐藤 絵美 岡田 雄大 池田 喜久子 玉利 光太郎 阪井 康友
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.56-62, 2023 (Released:2023-02-15)
参考文献数
28

〔目的〕回復期の片麻痺患者に対してロボット型短下肢装具(R-AFO)を用いたリハビリの効果を検討すること.〔対象と方法〕対象は24名の脳血管障害片麻痺患者.介入期間は10日間で,評価は介入前,介入後の2回実施した.R-AFO群は,通常の理学療法練習60分と,R-AFOを使用した起立や歩行練習を20分の計80分間,非実施群は,通常の理学療法練習を80分間行った.〔結果〕通常群よりもR-AFO群で有意に効果が認められた項目は,歩行速度,麻痺側片脚支持時間,片脚支持時間の左右対称性割合,機能的自立度評価法(FIM)であった.〔結語〕R-AFO装着下での麻痺側に荷重を促す歩行訓練を反復して行ったことで,麻痺側片脚支持時間の割合の増大による,歩行左右対称性の改善効果を有する可能性を示唆した.
著者
久保 遼馬 藤田 拓也 宇津呂 武仁 小林 彰夫 西崎 博光 河田 容英
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.1B5GS601, 2020

<p>本論文では,テレビドラマ視聴者がドラマ視聴後にウェブ上で行うドラマ関連関心動向・感想・レビュー類の情報探索過程を支援することを目的として,ブログ・ドラマ関連サイト・ツイッター等のウェブページからの情報収集・集約を行うウェブマイニング技術を提案する.本論文では,特に,テレビドラマ視聴者がドラマ放送期間中に,ツイッター上で行うドラマ関連の関心・感想の情報探索支援を行うことを目的とし,ツイートの収集・集約を行う手法を提案する.具体的には,ドラマに出演する主要な俳優や登場人物名を表すキーワード,および,それらのキーワードに対する感想を表す形容詞が共起するツイートを収集し,BERTを用いて,それらのキーワードと形容詞の間の感想関係の有無の判定を行う.実際に数百事例を収集し,人手で感想関係の有無を判定した訓練・評価事例を作成し,BERTのfine-tuningおよび評価を行ったところ,約70-80%の精度で感想関係の有無を同定することができた.</p>
著者
藤田 拓也 安藤 由悦 佐藤 和彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.141, pp.29-34, 2011-07-09
被引用文献数
1

研究活動を進める上で,関連研究の動向を知るために学術論文などの文献の探索・調査は重要な作業である.研究室に所属する学生が論文を収集する場合,類似のテーマを研究していた先輩が過去に収集した文献情報は大いに活用できる.しかし,研究室において文献情報を共有資源として活用する場合,経年により陳腐化している可能性が考えられる.本研究では,文献情報の鮮度を保つために,論文の著者名や所属などの情報をもとに継続研究を自動的に検索する参考文献管理システムを提案し,そのプロトタイプを関発した.本稿では,システムの概要と開発したプロトタイプについて報告する.