著者
西澤 侑吾
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) (ISSN:03854213)
巻号頁・発行日
vol.134, no.3, pp.NL3_3-NL3_5, 2014-03-01 (Released:2014-03-01)
参考文献数
3

高機能な高温超電導体であるBi系高温超電導ウィスカーを電磁石に応用することができると,省スペース・低コストで且つ強力な電磁石を実現することができる。しかしながら,流すことのできる最大の電流密度が,印加される磁場の角度によって極端に変化してしまうという問題点(Jc - θ依存性)が存在し,この応用の妨げとなっている。本研究では,この問題を解決するためにBi系高温超電導ウィスカーへMgを添加した。これにより,Jc - θ依存性を約1/7へ改善することに成功した。
著者
松本 凌 西澤 侑吾 片岡 範行 田中 博美 吉川 英樹 田沼 繁夫 吉原 一紘
出版者
一般社団法人 表面分析研究会
雑誌
Journal of Surface Analysis (ISSN:13411756)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.155-167, 2016 (Released:2016-05-31)
参考文献数
15
被引用文献数
9 9

XPSスペクトルのバックグラウンド推定の方法は任意性が高く,バックグラウンドの形状によってピークの強度が変わるため定量分析の結果に大きく影響する.特に,最も多用されているiterative Shirley法では,指定されたXPSスペクトルの始点と終点でのデータ点の強度に大きく依存してバックグラウンド形状が変わる.本研究では,この依存性を低減する為,バックグラウンド推定をピークフィッティング中で行う動的Shirley法に着目し,これをCOMPROに組み込んで銅酸化物超伝導体のCu 2pスペクトルやSiO2薄膜のSi 2pスペクトルに対して適用した.その結果,バックグラウンドの端点位置やピークの関数型を変化させてもバックグラウンドの形状やピーク面積について変動の少ない安定した解が得られることが明らかとなった.