著者
谷川 智穂 中塚 雅也
出版者
地域農林経済学会
雑誌
農林業問題研究 (ISSN:03888525)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.83-89, 2021-06-25 (Released:2021-06-30)
参考文献数
9

This study aims to investigate the factors and structures of migrant entrepreneurship clusters and migration in Fukusumi district in Tambasasayama City, Hyogo Prefecture. Currently, an increasing number of people living in urban areas are interested in moving to rural areas. A lot of research has been conducted on entrepreneurship and settlement in these places. However, most of the studies are based on the large-scale industry accumulation and development. Additionally, not many studies have been conducted on comparatively small entrepreneurship in rural areas. Thus, this study investigates the case of Fukusumi, where many rural entrepreneurial activities take place. In addition, Fukusumi has one of the leading rural entrepreneurial clusters. Interview surveys were conducted in order to clarify the structure of ecosystem in Fukusumi. It was found that the people connection network is constructed, encouraging the matching of resources with migrant entrepreneurs.
著者
谷川 智穂 中塚 雅也
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集 Vol.34(2020年度 環境情報科学研究発表大会)
巻号頁・発行日
pp.127-132, 2020-12-07 (Released:2020-12-07)
参考文献数
8

日本の農山村地域においては,人口流出などによる高齢化や担い手不足による地域経済力の低下や空き家の増加などの問題が顕著に生じている。一方で田園回帰と言われるように,若者を中心とした農山村地域への関心の高まりが指摘され,過疎と呼ばれる地域への移住や起業の動きも少なからず発生している。本研究では,移住者による起業の立地条件を,周辺人口および交通アクセス性の面から分析し,一般的に起業に有利でない場所でも起業が発生していることを明らかにし,そういった場所における起業促進の可能性を指摘した。
著者
谷川 智穂 中塚 雅也
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集
巻号頁・発行日
vol.34, pp.127-132, 2020

<p>日本の農山村地域においては,人口流出などによる高齢化や担い手不足による地域経済力の低下や空き家の増加などの問題が顕著に生じている。一方で田園回帰と言われるように,若者を中心とした農山村地域への関心の高まりが指摘され,過疎と呼ばれる地域への移住や起業の動きも少なからず発生している。本研究では,移住者による起業の立地条件を,周辺人口および交通アクセス性の面から分析し,一般的に起業に有利でない場所でも起業が発生していることを明らかにし,そういった場所における起業促進の可能性を指摘した。 </p>