著者
三村 凌央 近本 智行
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.169-172, 2018 (Released:2019-10-30)

本研究では、室内二酸化炭素濃度が定常になった状況を想定し、執務者の作業量と生理心理量を同時に測定する実験室実験を行った。その結果から二酸化炭素濃度が作業性と生理心理量に及ぼす影響を検証することを目的としている。さらに、室内の二酸化炭素濃度が人の呼気によって比較的短時間で上昇するため、非定常状態の検証も必要と考えた。濃度が短時間で変化する状況を想定し、非定常状態の濃度環境における作業性と生理心理量を同時に測定する実験室実験も行った。
著者
荻野 浩之 近本 智行
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.141-144, 2013

<p>2012年度を迎え、目標値が緩和されつつある節電目標を加味した上で、関西電力、東京電力、中部電力管内の電力消費量の実績データを分析し、震災後の節電効果の検証を行った。また、各電力会社管内の節電効果を比較するために本報では建築物ストック統計より、各電力会社管内建築物ストックを算出し、エネルギー消費原単位を用いた分析を行った。</p>
著者
織田 浩平 近本 智行 李 明香 福留 二朗
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.109-112, 2017 (Released:2018-10-20)

本研究はトラクタの車室環境改善に向けた遮熱・冷却手法の提案を目的としている。車室環境と人体の数値解析から,外皮仕様の変更は空調負荷を増減させるが,人体生理量への影響が小さいことが分かったため,人体局部冷却時の生理量変化を解析した。冷却手法の最適化には車室環境と人体生理量・心理量のデータを収集し,車室環境下での人体の解析モデルを作成する必要がある。本報では,トラクタ車室内での人体局部冷却時の生理・心理的反応の検証を目的に行った被験者実験について報告する。